対処法

辛いつわりを和らげる、産婦人科専門医からの6つのアドバイス

多くの妊婦さんを悩ませるつわり。妊娠してから、最初に訪れる試練がつわりだという人も少なくないようです。辛いつわりの時期をどう乗り超えればよいのか、産婦人科専門医の今井先生から6つのアドバイスです。

つわりについての相談:「辛いつわり。何とか乗り切る方法ありますか?」

現在妊娠15週の妊婦です。1人目の時よりもつわりがひどく、かつ長引いています。上の子はまだまだ手がかかるし、子育ては体力が必要なのでなるべく食べたいのですが、ほとんど口にすることができません。1人目の時は、13週を過ぎた頃から落ち着いてきましたが、今回は一向に良くならず悩まされています。辛い症状を緩和する方法があれば教えてください。(30代・女性)

つわりの原因や症状は人それぞれ

つわりは、ホルモンの影響によるものからストレスまで、様々なことが原因となります。症状の緩和に効果的だという以下の6つのアドバイス、是非参考にしてみてください。

その1.家事など頑張りすぎない
つわりの原因は、妊娠したことで黄体ホルモンが多量に分泌されて自律神経のバランスが崩れ、身体が胎盤を異物と勘違いしてアレルギー反応を起こすためと言われています。1人目2人目と妊娠の経過は違います。ストレスもつわりの原因なのでとにかく無理をせず、家事は手抜きしてもよいと思います。
その2.心身ともにリラックス
好きな音楽を聴いたりテレビをみたり、気分転換をしましょう。またお子さんと散歩して身体を動かすのもよいですね。

育児や妊娠中のストレスでもつわりが悪化することが知られています。適度な運動やマッサージやアロマなど、ストレスを解消できる方法を見つけて実践しましょう。旦那様に協力を求め、ママがリラックスできる時間を確保してください。
その3.空腹を避け、食べられるものを食べられるだけ
無理して食べるとつわりが悪化してしまうことも。つわりが終われば食べられるようになるので、今は食べられるものを食べられるだけで構いません。

吐き気のため食べるのも辛いでしょうが、空腹はつわりの症状を悪くします。ビスケットやクラッカーや飴やガムなど、食事以外に手軽につまめるものを常備してください。吐き気がある時は、レモン水を凍らせた氷を口に含むと口がさっぱりして水分補給にもなります。
その4.臭いに注意
臭いに敏感になっているので、ご飯やおかずは少し冷めてから食べましょう。消化のよいもの、お酢や生姜、レモンなどを料理に使うと食べやすいようです。また食事量は少なめにし、小分けして食べるようにしてください。
その5.吐き気を抑える食材
生姜は天然の吐き気止めとして、中国では漢方薬で西洋ではお茶として用いられてきました。ジンジャーティーやキャンディなどが、お手軽でオススメです。

吐き気を抑えるため点滴にも使われるビタミンB6。にんにく、ピスタチオ、抹茶などに含まれます。
その6.原因を知る
臭いだったり携帯の画面だったり、何がつわりを誘うのか原因を見つけ、それをできるだけ避けるよう努力してみましょう。

人によって症状に個人差はありますが、つわりは辛いものです。産婦人科専門医の今井先生からの6つのアドバイスを参考に、少しでも症状を緩和させることができればよいですね。


2015/02/13

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この記事の監修/執筆

産婦人科専門医/女医+(じょいぷらす)今井 愛