断乳

断乳中に胸が痛い場合に考えられる原因と対処法

断乳はママの意思により、計画性をもって母乳育児を止めることです。断乳を開始すると胸が張り、痛いと感じることがあります。この場合は乳腺炎に陥っている場合があり、早めの対処が大切です。今回は、断乳中に起こる乳腺炎について解説します。

断乳とは?

赤ちゃんの気持ちに寄り添い、赤ちゃん自らがおっぱいを必要としなくなるまで授乳期間を設ける卒乳が浸透しています。これに対し、ママの意思により意図的に母乳育児を止める方法が断乳です。ママの社会復帰や病気の発症などにより、断乳を選択するママもいます。断乳は粉ミルクに変更する方法もありますが、完全に離乳食へ移行する場合は以下のタイミングを目安に断乳を開始しましょう。

◆一人歩きができる
◆1日3回しっかり離乳食を食べることができる
◆硬いものも食べられる
◆赤ちゃん、ママ共に健康状態に問題がない

その他、積極的な水分補給が必要な夏場などは避けたほうが賢明です。

断乳中に胸が痛い場合は乳腺炎の可能性も

断乳するとそれまで赤ちゃんに飲ませていた母乳が行き場を失い、乳腺に詰まることがあります。これにより乳腺が炎症を起こすことを乳腺炎といいます。胸に痛みを感じるのは乳腺炎の初期症状です。胸が痛いと感じたらまずは冷やして様子を見ましょう。冷やすときはペパーミント冷湿布が効果的です。ペパーミントには母乳の生成を抑える効果が期待できます。

【ペパーミント冷湿布の作り方】
1.洗面器に冷水を張り、ペパーミントの精油を数滴たらします
2.清潔なタオルを入れ、軽く絞ります
3.まとめて作り、フリーザーバッグに入れておくと痛いと感じたときにすぐ使用できるため便利です。

冷湿布は痛いと感じた部分にしばらく当ててください。痛みが出ていない場合もお風呂上りや搾乳後に胸全体に当てることで母乳の生成を抑える効果が期待できます。

乳腺炎にならないために

乳腺炎を予防するためには適度な搾乳が必要です。ただし、胸の張りを感じる度に搾乳していては乳腺が刺激され、母乳が生成され続けるため逆効果です。断乳を開始したらまず1日1回のペースで搾乳しましょう。また、搾乳する際は乳頭や胸の付け根を刺激すると母乳の分泌量が増えてしまうため、これらの部分を刺激してはいけません。

自分でケアすることが不安という方は、母乳外来でおっぱいマッサージを受ける方法もあります。乳腺炎は悪化すると、搾乳だけでは対処しきれず病院を受診する必要が出てきます。痛いと感じたら早めに対処し、悪化しない様努めましょう。


2016/10/06

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事の監修/執筆

専門家監修記事