病院選び・救急車

子どもの急な病気…救急車を呼んでよい基準は?

子どもの急な病気は本当に心配なものです。手遅れになる前に救急車を呼ぼうとは思うものの、たいしたことなかったら迷惑では?とためらってしまうこともあります。救急車を呼ぶべきタイミングとはどんな時でしょうか?専門家から具体的なアドバイスが寄せられました。

ママからの相談:「救急車を呼んでいいのはどんな時でしょうか?」

私は身体が弱く、妊娠中は体調が不安定になったときは救急車を呼んだり、救急外来に行ったりしていました。ただ30分以上痛みが続いた時など線引きをしていましたが、今は子供がお腹が痛いと言うと心配で、すぐに救急車を呼びたくなります。でも、たいしたことなければ迷惑になるのではないかと思い、迷ってしまいます。救急車を呼んでよいのはどんな時でしょうか?(20代・女性)

救急車を呼ぶのは異常がある時。まずは原因を考え、かかりつけの医師に相談を。

子どもの具合が悪くなったら、まずは原因を考え、かかりつけの医師に相談するのがよいようです。ふだんからかかりつけの病院を決めておくことが大切、とのアドバイスが寄せられました。

具合が悪いからといっていつも救急車を呼ぶ必要があるとは限りません。救急車は今後有料化の動きもあり、できれば呼ばないで、翌日まで様子を見ても問題がなければ、そちらの方が望ましいです。救急車を呼ぶのは、頭を強く打って元気がない、痙攣が治まらず繰り返す、白目をむいて倒れている、ぐったりして返事がない、呼吸停止など、個人差はあるものの、明らかに異常がある時です。時間をおいて症状が軽減するなら、救急車を呼ぶ必要はなく、後日の病院受診でかまいません。 (産科・婦人科看護師)
子どもは具合が悪くてもうまく伝えられないので心配ですが、まずは原因を考えましょう。お腹が痛いなら、食べ過ぎていないか、便はでているか、家族とは違う物を食べなかったかなどです。痛みが持続し、吐いたり、元気がなくなってくるようなら、かかりつけの病院に問い合わせましょう。 (産科・婦人科看護師)
かかりつけがなければ夜間対応や救急対応の病院を日ごろから調べておきましょう。インターネットや市町村のお知らせで休日、夜間対応の病院はわかります。(産科・婦人科看護師)
普段からかかりつけの病院を決めて、いざという時に連絡できるようにしておくと安心です。 (産科・婦人科看護師)

受診すべきかどうか教えてくれるサービスも。上手に活用するのがベスト。

インターネットや電話で受診すべきかどうか教えてくれるサービスがある、との意見も。専門家のアドバイスを受けられるところもあるようです。

症状を入力すれば受診すべきか判断してくれるWEBサイトや、電話で症状を伝えて医師や看護師からのアドバイスを受けられるサービスがありますのでそちらを利用してもよいでしょう。(一般内科看護師)
日本小児科学会のWEBサイト「こどもの救急」では症状を入力すると、診療時間外に病院を受診するかどうかの判断の目安を提供してくれます。 (一般内科看護師)
厚生労働省の「小児救急電話相談」WEBサイトでは休日や夜間の子どもの急な病気にどう対処すべきか、小児科医や看護師に電話で相談できます。電話で#8000を押すと各都道府県の相談窓口に自動転送され、地元の専門家からアドバイスを受けられます。 (一般内科看護師)

いざという時に専門家の判断を仰げるよう、日ごろから相談できるかかりつけ医を決めておくのがよさそうですね。


2015/02/15

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