葉酸

2015/02/16

妊娠中、鉄剤を飲まずにできる貧血予防はある?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠中、鉄剤を飲まずにできる貧血予防はある?

妊娠中は貧血になりやすいと言われていますが、日頃からバランスのよい食生活をしていたとしても、十分な鉄分を摂取するのは困難なことも。妊婦健診の際に処方された鉄剤が合わなくて辛いとの相談に、看護師さんたちが答えています。

妊娠中の鉄分不足についての相談:「鉄剤の服用以外に、貧血を解消することは可能?」

妊娠9週の時に受けた血液検査で、ヘモグロビンの数値が10.8と低めだったためフェロミアという鉄剤を処方されました。約1週間飲んでみましたが、つわり以外に副作用の吐き気も加わっている感じがして、さらに便秘にもなって苦痛です。妊娠中の貧血は食べ物では改善しないから薬を飲んだ方がよいと先生には言われたのですが、つわりが終わってからではダメでしょうか。他に何か解決方法があれば教えてください。(30代・女性)

医師に相談し、別の薬に変えてもらうことも

妊娠中の鉄分不足は、後から胎児の成長などに影響することもあるので、早い段階から改善しておいた方がよいようです。今の薬が合わないのなら、別のものを処方してもらえるかどうか医師に相談してみるとよいでしょう。

フェロミアの副作用には、吐き気・腹痛・下痢・便秘など胃腸症状があり、徐々に慣れてくるのですが、つわりと重なると辛いですね。服用の中止、もしくは薬の変更が可能かどうか主治医に相談してみてください。(産科看護師)
確かに、鉄剤は副作用が起きやすく便秘になりやすいです。しかし、妊娠中の悪阻の時期は特に貧血になりやすくそれが後から影響する事もあるので、今のうちから貧血を改善しておくことは、胎児の成長や出産の為には大切です。薬を変更することで副作用が軽くなることもありますので、医師に相談をしてください。 (内科看護師)

食べ物で鉄分を効率的に摂る方法はコレ!

鉄分不足を解消するための食材や効果的な食べ合わせについて、看護師さんから具体的なアドバイスを頂いたので、是非参考にしてみてください。

鉄分はヘム鉄と非ヘム鉄に分けられ、ヘム鉄はレバー・卵黄・魚類など動物性のもの、非ヘム鉄はほうれん草・ブロッコリー・納豆・海藻類など植物性のものに含まれています。貧血予防のためには、どちらもバランスよく食べることが大切です。(産科看護師)
鉄分は、ビタミンCやたんぱく質と一緒に摂ると吸収率がUPします。例えば、野菜たっぷりのクラムチャウダー・ほうれん草のおひたしにしらすをかける・焼き魚にレモンをかける・大豆を入れたひじきご飯・レモンを使った野菜や魚のマリネなど。食事が無理なら、ほうれん草やブロッコリーに果物をプラスし、ジュースやスムージーにすると量もたくさん摂ることができます。(産科看護師)
妊娠中に内服できる貧血薬は限られているので、葉酸で貧血の改善を試してみてはいかがでしょうか。食べ物では、葉酸入りのクッキーやお茶なども売られています。サプリメントもありますがそれよりも、葉酸を多く含むほうれん草やブロッコリーなどの野菜から摂る方がよいでしょう。(内科看護師)

個人差はありますが、鉄剤の種類によっては吐き気などの副作用が出ることがあるようですね。食事で貧血予防をする場合は、鉄分の吸収率がよくなるビタミンCと一緒に摂るとよいようです。


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