便秘

2014/06/28

痔にまで発展する妊娠中の便秘…予防法と解消法をお教えします!

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

痔にまで発展する妊娠中の便秘…予防法と解消法をお教えします!

妊娠してから便秘になってしまったという悩みを持つ方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。便秘が続くと痔になりやすく、辛い毎日を送る妊婦さんは少なくありません。
妊娠中の便秘の予防と、なってしまった時の解消法を看護師さん達に聞いてみました。

妊娠後期の妊婦さんの悩み:「妊娠して便秘がひどく、痔にもなってしまい悩んでいます」

妊娠後期の相談者さんはもともと便秘気味だったそうですが、妊娠してから更に悪化し、痔まで発症してしまい困っています。繊維質を多く含んだ食事を摂るなど努力していますが、なかなか思い通りに改善されないという悩みに、専門家の方々からアドバイスをいただきました。

もともと便秘気味だったのですが、妊娠後期になってますます便秘がひどくなり、それが原因で痔にもなってしまい悩んでいます。痔にまでなるのは初めてで、痛みや出血もあってつらい状態です。繊維質の食べ物をなるべくとるようにしているのですが、なかなか改善されません。妊娠中の便秘を解消するよい方法はありますか?また痔もこれ以上悪化しないように、気を付けた方がいいことがあれば教えてください。

便秘には繊維質とこまめな水分補給を!適度な運動も効果的

便秘の解消には繊維質を摂ることが大切と言われていますが、具体的にはどのような食材を摂取すればいいのでしょうか?

繊維質にも2種類あり、水溶性繊維質と不溶性繊維質があります。これらのバランスが大切です。水に溶けやすい水溶性食物繊維は、便をやわらかくするもの、水に溶けにくい不溶性食物繊維は、胃や腸などで水分を吸収して便のかさを増して排便を促します。どちらかだけをとるのではなく、不溶性2:水溶性1がよいといわれます。不溶性繊維よりも、水溶性繊維を多めに取った方が便秘には効果があるといわれています。 食品例をあげてみると、納豆やバナナ、ヨーグルトがいいようです 。(看護師)
産婦人科の先生から安静などを指示されて張り止めのお薬を飲んでおられますか?そうでなければウォーキングなどの運動を取り入れてみてはいかがでしょう?(産科看護師)
ゴボウなどの根菜類、キノコ、玄米などの食物繊維を摂取するときは、水分も一緒に摂ることをお勧めします。これらの不溶性食物繊維は水分を吸収して便のかさを増やすので水分と一緒に摂取しないと便がかたくなり、より出しにくくなります。よく言われることですが朝起きてすぐのお水を1杯飲むのも効果がありますよ。(看護師)

便秘が原因で痔に・・・そんな時は無理せずに主治医に相談しましょう!

妊娠中の便秘が原因で痔になってしまうことも少なくありません。無理に我慢せずに主治医に相談すれば、妊娠中でも安心して使える治療薬を処方して貰えます。

痔になってしまうほどの便秘、辛いですよね。私も色々試しましたが、普段の便秘とは違ってこれといった効果が得られず主治医に相談したところ、痔になるほど我慢しなくても妊娠中に使用しても大丈夫な薬がありますよと言われ処方してもらいました。(管理栄養士)
便秘に悩んでも市販のお薬は使わず先生に相談してみましょう。私も妊娠中はお薬のお世話になっていました。(産科看護師)

妊娠中はホルモンバランスの乱れや子宮による圧迫により腸のぜんどう運動が鈍くなるので、どうしても便秘になりがちです。 自分ではどうにもならない場合は、遠慮なく主治医に相談をしてみることをお勧めします。 無理せずにできるだけ快適に、ストレスの無い妊娠ライフを送りましょう!


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