子供の年齢別の悩み

5歳児の身長はどのくらい?

5歳児の成長には個人差があるため、平均値を少し下回っていてもあまり神経質になる必要はありません。しかし、身長の伸び率が悪い場合は低身長の場合もあります。今回は5歳児の平均身長と低身長、そして身長を伸ばすためのポイントについて解説します。

5歳児の平均身長はどのくらい?

5歳児の平均身長は以下の通りです。

◆男の子:110.5cm
◆女の子:109.8cm

子どもの成長には個人差があるため、平均値を下回っていてもあまり神経質になる必要はありません。しかし、あまりに身長の伸び率が悪い場合は、低身長の可能性もあります。身長の年間伸び率は、以下の方法で導き出すことができます。

年間伸び率=(今の身長-前回の身長)÷前回測定時から今までの期間(カ月)×12

平均身長を超えていても急に身長が伸びなくなり、十分な伸び率が出ない場合は低身長も考えられます。この場合、脳腫瘍などのような病気が潜んでいることもあるため、気になる場合はかかりつけの医師に相談しましょう。

身長が十分に伸びない際に考えられる原因

身長が十分に伸びない場合に考えられる主な原因は、以下の通りです。

◆ホルモン異常
◆染色体の異常
◆SGA低身長
◆骨や軟骨の異常
◆心臓、腎臓、肝臓、腸の病気
◆脳腫瘍
◆心理社会的要因
◆体質性低身長
◆家族性低身長
◆思春期遅発症

低身長の原因を調べるにはレントゲン写真やMRIなどによる検査の他、血液中のホルモン量を測るなどの検査方法があります。これらの検査を行っても特に原因が判明しなかった場合は、遺伝性や精神的なものが原因になっていることが考えられます。

低身長の治療法

低身長が成長ホルモンの不足によって起きている場合は、成長ホルモンを投与することで治療できます。成長ホルモンは週に6回の頻度で就寝前に注射され、この治療は15~17歳まで継続されます。17歳を過ぎると骨が成熟し、成長ホルモンを投与しても低身長の治療をすることができなくなるため早期の診察が何より大切です。

成長ホルモンの治療は、一定の基準を満たすことで公費補助の対象になります。公費補助を受けられない場合は保険による治療が可能ですが、ある程度の経済的な負担がかかります。

成長ホルモンの投与以外に身長を伸ばす方法

低身長ではなくても、身長を伸ばすためには以下の点に気を付けることが大切です。

◆栄養バランスの取れた食事を摂る
◆鶏のササミ肉等、良質なタンパク質を食べる
◆十分な睡眠時間を確保する
◆日中積極的に身体を動かし、すぐに寝付けるようにする

5歳児の成長には個人差があるため、お子さんの身長が平均値を下回っていてもあまり神経質になる必要はありませんが、低身長などの可能性もあるため注意が必要です。気になる場合は一度かかりつけの医師に相談してみても良いでしょう。


2016/10/13

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