歯磨き

妊娠中の食生活が子供の歯の強さに影響する?

子供の歯が丈夫かどうかは、ママのお腹の中にいる時に決まるという話は本当でしょうか。確かに、ママが食べたものはお腹の赤ちゃんの栄養になるので、妊娠中の食生活は大切です。子供の歯の強度について、看護師さんたちは何と説明しているのでしょうか。

子供の歯についての相談:「子供の歯の強さは、生まれる前に決まってしまう?」

子供の歯がそろそろ生え始める時期ですが、先日知人から「歯はママのお腹にいる時にその強さが決まる」ということを聞きました。確かに、きちんと歯磨きしていても虫歯になりやすい人もいれば、それ程歯磨きをしていなくても虫歯にならない人もいます。妊娠中は8カ月頃まで体調がすっきりせず、思うように食べられなかったので少し心配です。歯の強さは、本当に胎児の時期に決まるのでしょうか。(30代・女性)

生まれ持った歯の強さは、歯が生え始めるまでにある程度決まる

子供の歯は、生える前にある程度の強度が決まるようです。妊娠中に、歯の形成に必要な栄養素をバランスよく摂ることが、子供の強い歯を作ると言われています。

乳児の歯の強さや弱さは、歯が生えるまでに決まっているといわれています。胎内で乳歯の芽ができ始めるのは7週あたりからで、歯の形成にはたんぱく質、カルシウム、リン、ビタミンA・C・Dが必要とされています。そのため妊娠中は量より質を心がけ、偏りなくバランスの取れた食事を摂ることが大切です。(小児科看護師)

生えてきてからの正しいケアが大切

お腹の中である程度の強度は決まるとしても、それが歯の健康の全てではありません。生えてきたらきちんと歯磨きなどのケアをして、虫歯を予防してあげましょう。

赤ちゃんの歯は、お腹の中にいる妊娠初期から形成され始めるため、ママの妊娠中の食生活の影響を受けやすいです。しかし、これで歯の健康の全てが決まってしまうわけではありません。丈夫で強い歯を持っていても、ちゃんとケアをしなければ虫歯になります。歯が生え始めた早い段階から歯磨きの習慣をつけ、よく噛んで食べる、嚙みごたえのあるものを食べさせるなど、歯を丈夫にする方法はたくさんあります。(産科看護師)
ママのお腹の中でのカルシウム吸収率により、虫歯になりにくい・なりやすいが決まるといわれています。ただしここで強い歯になったからといって、その後は絶対に虫歯にならないかというとそうではなく、やはりその後のケアをきちんと行わないと虫歯になってしまいます。まずは今の時期から、虫歯を作らないためにしっかりと歯の手入れをしてあげることが大切です。(内科看護師)

子供の歯は、胎児の時期にある程度の強度が決まるようです。しかし、やはり大切なのは実際に生えてきてからのケア。小さいうちから、食べたり飲んだりした後は歯を磨くという習慣付けをして、虫歯を予防してあげたいですね。


2015/02/19

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