男性不妊

2016/10/26

不妊治療を開始するべきでしょうか

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

不妊治療を開始するべきでしょうか

結婚して2年、妊娠を望んでいるもののなかなか子どもができないという相談者。自分は不妊なのではと悩み、産婦人科を受診することも考え始めています。また、不妊治療についてのアドバイスを専門家に求めています。

20代女性からの相談:「女性と男性の不妊について」

現在結婚2年目で、結婚当初から子作りに勤しんでいるのですが、全く妊娠の兆候がありません。基礎体温などを測り、妊娠するであろう日もきちんと計算しているのですが、なかなか妊娠できません。 最近、自分は不妊なのではないかと頭の中で考え始めてしまい、何も手につかない状態です。 産婦人科にかかろうと思っていますが、初めての受診なので、まず1人で行くか、主人も連れて2人で行くか悩んでいます。 不妊は男性と女性、どちらに原因のある可能性の方が高いのでしょうか。(20代・女性)

不妊治療開始のタイミングとは

妊娠を望み、1年以上試みているものの授からない場合、何らかの原因で不妊症であると考えられます。そういった意味で、相談者が不妊治療を開始するにはいいタイミングだといえます。まずは検査をして、不妊の考えられる要因を探ることから始まります。

結婚して1年以上経ち、避妊していないにも関わらず妊娠しない場合は、不妊症と判断されます。女性側では無排卵・卵巣機能不全・子宮内膜症などの疾患・卵管狭窄症など卵管の問題・ホルモン異常などがあり、男性側では勃起不全や射精不全・無精子症・ホルモン異常などがあります。また最近はセックスレスの夫婦も増えているため、必然と自然妊娠が難しくなります。(医師)
2年間も妊娠する兆しがないのであれば不妊治療を考えていいでしょう。不妊治療を踏み切るタイミングとしては妊娠するための行動を毎月行い、1年以上妊娠しなければ不妊治療に踏み切るのが一般的とされていますので、不妊治療を受けるにはいい頃合いかもしれません。ご主人も同じように悩んでいるのでしょうか。まずはご主人の意見も聞かれてみてください。(看護師)

不妊治療は夫婦二人で始めましょう

不妊の原因はいまだに女性に多いと思われがちですが、WHOの調査によると不妊の検査に訪れるカップルのうち、男性だけに原因がある場合も24%にのぼっています。不妊を夫婦二人の問題と捉え、治療の当初から二人協力して取り組んでいく方が、良い結果が望めるのではないでしょうか。

2人で受診をする方がはじめから意思統一ができていていいと思います。WHO(世界保健機構)の調査によると、女性だけに不妊の原因がある確率があるのは41%で、男性だけに不妊の原因がある確率は24%、男性女性ともに不妊の原因がある確率が24%、原因不明が11%という報告があります。(看護師)
不妊治療は長期になる場合が多いので、早めに取り組んだ方がいいですし、夫婦で取り組むことが理想です。ご主人とよく話し合って、受診するときはぜひ夫婦で受診してください。(医師)

不妊の問題は大変デリケートです。だからこそ話しやすい雰囲気を作るために、コミュニケーションを密にし、お互いの意思を確認していきましょう。


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