男性不妊

冷え性や生理痛がひどい場合、不妊の原因になる?

冷え性や重い生理痛に悩む女性は多いと思います。特に生理痛がひどい場合、婦人科系の疾患が隠れている場合もあるようです。冷え性や重い生理痛があるプレママからの質問に、看護師さんたちのアドバイスとは。

プレママからの質問:「冷え性や生理痛がひどい場合、妊娠しにくくなりますか?」

最近、子どもが欲しくても女性が無排卵などで妊娠しにくい体質だったり、男性の無精子症であることによって妊娠ができないとよく聞きます。私は冷え性で生理痛もひどいのですが、これらの症状がみられると妊娠しにくいのでしょうか。もし妊娠しにくい場合、何をすれば改善されるのでしょうか。また男性側が、性交時に勃ちにくかったり精子の量が少ない場合、妊娠に影響あるのでしょうか。(20代・女性)

生理痛の原因が子宮内膜症の場合は不妊の原因にも

冷え性で身体全体が冷えてしまっていると、卵巣はもちろん内臓の働きが悪くなり、生殖機能が低下してしまうようです。

生理痛がひどいこと自体は不妊の原因にはなりませんが、生理痛の原因になる疾患(子宮内膜症など)が不妊の原因になる可能性があります。また冷え性の方は血行が悪いため、生殖機能が低下し妊娠しにくくなります。(看護師)
冷え性にも種類があるのをご存知でしょうか。一般的な「手足が冷えやすい」というような末梢性の冷え性であれば、あまり影響はないと思ってもらっていいでしょう。問題になるのは身体の中枢、中心が冷えてしまうことです。体内温度が低くなってしまうと卵巣はもちろん、胃や腸などの働きも悪くなるので妊娠もしにくくなってしまいます。(看護師)
妊娠しやすい身体を作るには、バランスのとれた食事・規則的な生活・適度な運動と、身体を冷やさないように心がけてください。(看護師)
どうすれば妊娠しやすくなるかについては、原因がわからないこともあり明確なことは言えませんが、漢方薬などで体質をコントロールする、という方法もあります。(看護師)

男性が勃起しにくくても妊娠に問題はないようです

精子の量が少ないかどうかは肉眼ではわかりませんが、自然妊娠に必要な精液の量は1.5mlといわれています。

男性が、勃起しにくいことで妊娠に影響が出ることはありません。勃ちづらくても精子を出すことができ、精子に問題がなければ基本的に妊娠は可能です。精子の量が少ないということは肉眼ではわかりにくいものです。射精された精液はすべてが精子ではなく、他の液体も混ざり合っています。(看護師)
性行為の際に勃起しにくくても、射精できれば妊娠できます。大切なのは射精量ではなく、精子の運動率で、精液1mlに1500万匹以上の精子がいる場合、40%以上が活発な運動をしている場合は、男性不妊の原因にはなりません。(看護師)
WHOによると、自然妊娠に可能な精液量は1.5mlです。無精子症であっても、精巣の中にわずかでも精子が存在していれば、体外受精は可能になります。(看護師)

重い生理痛の原因が子宮内膜症の場合、妊娠しにくくなることも考えられます。妊娠しやすい身体を作るためには、バランスのとれた食事や規則正しい生活を心がけましょう。生殖機能の低下を防ぐため、身体を冷やさないことも肝心です。


2016/10/27

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