プール熱

2014/07/28

プール熱にかかって薬を飲んでも熱が下がらない娘、放っておくしかないの?

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プール熱にかかって薬を飲んでも熱が下がらない娘、放っておくしかないの?

夏風邪の一つとされる「プール熱」。プールで感染が広がりやすいことからプール熱と言われていて、夏場に流行のピークが訪れます。「なるカラ」にも、お子さんがプール熱になってしまい、もらった薬を飲んでも熱が下がらなくて心配しているママから相談がよせられました。

3歳の息子さんのママからの相談:「息子がプール熱、熱が全然下がらないけれど、薬を飲んで放っておくしかないの?」

一昨日、3歳の娘がプール熱(アデノウイルス)と診断されました。熱はずっと38度~40度の間です。かかりつけの小児科では水分が取れていてグッタリしていなければ一日おきにきてくださいと言われています。熱が高かったので解熱剤、あとは目が充血していたので目薬をもらいました。目の方は少し良くなったような気がします。でも、解熱剤の座薬を入れても少しも熱が全然下がらない状態が丸2日も続いていて、本当にこのままで大丈夫なのか心配しています。もらったお薬を飲んで放っておくしかないのでしょうか?

残念ながら、プール熱に対する特効薬はありません

プール熱をひきおこすアデノウィルスそのものを退治する薬はないようです。なので、症状を抑えることが治療の中心になると看護師さんが教えてくれました。

プール熱はアデノウィルスによる急性ウィルス感染症の一つなのですが、このアデノウィルスを殺すような特別な治療薬はありません。プール熱にかかってしまったら対症療法といって、症状に応じて治療を行っていきます。熱が高い時には解熱剤を投与する、結膜炎になったら目薬をさす、などといった具合です。(小児科看護師)
プール熱を治す薬は開発されていません。プール熱を発症した場合には、熱が下がるまでは水分を十分補給して、安静を保つことが大事です。(小児科看護師)
プール熱の高熱は3~5日程度続くといわれています。熱が下がらなくて心配になると思いますが、ほとんどの場合は1週間から長くても2週間程度で完治すると言われていますので、薬が効かないからといって焦らず、落ち着いてお子さんの様子を見てあげる事も大切です。ただし、もし、3~5日たっても熱が下がる様子が一向に見られなかったり、水分がとれなくなったり、何か様子がおかしいと思う事があったら、他の病気が隠れている可能性もゼロではありませんので、すぐに病院を受診してくださいね。(内科看護師)

アデノウィルスは大人にも感染するかもしれない!看病しているママも気を付けて!

プール熱はお子さんに多い疾患ではありますが、アデノウィルス自体はとても感染力が高くて、看病しているママにも感染してしまうかもしれないので、注意をした方が良いようです。

プール熱の原因となるアデノウィルスはとても感染力が強いので、看病しているママも感染しないように気を付ける必要があります。(内科看護師)
アデノウィルスは、感染力が強いので、子供の看病をする時にはマスクをしたり、手洗いうがいをきちんと行いましょう。タオルなどから感染することもあるので、使ったタオルは家族と共用しない方が良いです。また、お子さんが下痢や嘔吐をしてしまった時にはその処理をする時にもマスクを着用したり、可能であれば使い捨て手袋をつけるなど使用できるとよいですね。(小児科看護師)

夏場に流行するプール熱。熱が下がらないお子さんを看病しているママも辛いと思いますが、ママ自身が感染してしまうことがないように注意しながら、焦らず、お子さんの安静を保って様子を見てあげましょう。

>>油断は禁物!子どもの夏風邪(夏かぜ)の症状と原因、対処法について


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