人工授精の基礎

人工授精は何回までチャレンジすべき?

不妊治療を始めると、状況によってタイミング法、人工授精、体外受精とステップアップしていきます。40代で4回目の人工授精に挑戦する場合、はたして6回まで挑戦してから次のステップにすすむのがよいのでしょうか。

人工授精に関する相談:「人工授精は6回までチャレンジすべき?」

タイミング法から人工授精に変えて約半年、今回で4回目の人工授精です。一度科学化学流産しましたが、妊娠には至りません。大体6回までで妊娠しなければ繰り返しても同じと聞きますが、そうなのでしょうか。40代に入ったので、このまま6回まで試みてからステップアップしたほうがよいのか悩んでいます。(40代・女性)

回数の目安は6回

医療従事者の考える人工授精の回数の目安も、上限としてはおおよそ6回までという意見が多いようです。

人工授精の回数は6回が目途になってくると思います。必ずしも全てがマニュアル通りでないこともありますが、7回以上人工授精を続けても可能性は低いかしれません。このあたりが体外受精にステップアップするタイミングのような気がします。(看護師)
人工授精は1回目の成功率が高く、2回、3回と重ねるにつれて成功率は減少していき、4回目までに妊娠しなければさらに確率は低くなります。6回目以降は妊娠する確率がかなり低くなるのが現状です。(内科看護師)

確かに年齢が高くなるにつれ妊娠する確率は低くなっていくので、今回4回目であれば、そろそろ別の方法を検討することも一つの選択かもしれませんね。(内科看護師)

ご主人や主治医とよく相談すること

医療従事者から見ても、そろそろステップアップしてもよいタイミングといえそうです。決め手としては周囲とよく相談し、そのうえで体外受精へのステップアップを決定すると良いでしょう。

体外受精は人工授精に比べて負担が大きいですが、年齢が上がるごとに妊娠の可能性は下がっていくのが現状です。一度、担当の医師によく相談してみるのがよいのではないでしょうか。(看護師)
体外受精は経済的負担が大きくなります。万が一、体外受精を受けて妊娠に至らなかった場合は何回まで行うかということも含めて、しっかりと夫婦間で今後のプランを話し合っておくことがとても大切です。(看護師)
不妊治療は経済面や精神面で負担がかかります。ご主人や医師とよく相談し、納得したうえで治療を進めてください。ストレスは成功率が下がる原因になるので、規則正しい生活や食習慣で体調を整えることも大切です。(内科看護師)

不妊治療は費用的にも精神的にも負担が大きいといわれています。人工授精に6回まで挑戦するのか、それとも体外受精に踏み切るかを決めるには、まずはご主人や医師とよく話し合うことが大切です 。


2016/10/29

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