人工授精の基礎

40代で2人目希望!人工授精や体外受精の効果は?

女性の社会進出が進むとともに、初産年齢は上がっているといわれています。今回は2人目不妊の治療中で、これまで人工授精と体外受精を何度も行なったものの、うまくいかなかった40代の女性からの相談です。治療を続けることで、40代でも妊娠できるのだろうかと悩む彼女ですが、専門家からはどのような回答が寄せられたでしょうか。

2人目不妊についての相談:「2人目不妊に人工授精や体外受精は効果がありますか」

2人目不妊で治療中です。3回の人工授精でうまくいかず、体外受精も4回行ないましたが、妊娠には至りませんでした。その後再度、人工授精を3回行なったものの、いまだ結果は出ておらず、何回まで続けるべきか悩んでいます。40代でも人工授精を続けて妊娠する可能性はありますか。1人目は37歳の時に1回目の人工授精で授かりました。今回の治療で卵管造影も行いましたが、異常はありませんでした。(40代・女性)

人工授精の成功率は10%未満。年とともに難しくなる傾向も

統計的には人工授精の成功率は10%未満といわれています。また、年とともに妊娠が難しくなる傾向にあるようです。

人工授精を続けて、妊娠できるかどうかは残念ながら分かりません。続けていくことで妊娠できるかもしれませんし、できないかもしれません。統計的にも人工授精の成功率は10%を切っています。卵管などに異常がなくとも、年齢的な部分も関係しており、20代よりは30代、30代よりは40代と、年齢が上がるにつれて妊娠が難しいと数値上はいわれています。(循環器内科看護師)
過去6回で妊娠に至らなかったのは、可能性としては厳しいとも捉えられます。何をいつまで続けるかは夫とも相談してください。金銭的な負担も決して少なくないでしょうし、この先も続けるのか、どこかを目途に終わりにするのかは夫婦の考えもあると思います。(循環器内科看護師)

21回目の人工授精で成功したケースも。夫と主治医と相談を

統計的には厳しいように思われる人工授精ですが、全く成功しないわけではないようです。21回目で成功したという看護師さんからは、自らの体験談が寄せられました。

何回を目安にするかについては、夫婦や通院している病院の主治医と話し合って決めるべきだと思います。体外受精の方が確率は高いと思いますが、やはり費用は無視できません。私は37歳で妊娠することができました。質問者さんもきっと回数を重ねれば、人工授精でも妊娠できると思います。(看護師)
私も不妊治療で、2年半程度通院をしました。私の場合は、病院を途中で変えたのもありますが、20回ほど人工授精を行ない、だめでした。卵管造影などもしたのですが異常はなく、夫の方にも異常はないと言われ続け困っていました。体外受精に踏み切って1回目の時都合が悪くなり、人工授精に急きょ変えましたが、その21回目で運が良かったのか妊娠することができました。(看護師)

人工授精の成功率は10%未満で、年とともに難しくなる傾向があります。しかし、今回の体験談のように21回目に成功するケースもあります。個人差があることですから、夫婦でよく話し合い、担当医とも相談して決めましょう。


2016/10/31

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