熱中症

子どもの熱中症対策…ジュースは飲むのに水は飲まない!どうすべき?

暑い季節の熱中症対策は、多くのママの悩みの種です。今回は水をあまり飲みたがらない1歳児についての相談です。どうしたら飲んでくれるのでしょうか。飲み物以外で熱中症対策はできるのでしょうか。専門家に聞いてみました。

ママからの相談:「子どもがあまり水を飲みたがりません」

外出先で子どもに水を飲ませようと思っても、一口だけしか飲みません。甘い飲み物は飲ませたくないので、スポーツドリンクなどは飲ませていません。牛乳やジュースはよく飲みますが、麦茶も水同様、一口だけです。お風呂上りには多めに飲むものの、外遊びの休憩時には飲みたくないようです。飲み物以外で熱中症対策はできますか。(20代・女性)

飲む回数を増やして。ジュースは喉の渇きを助長し逆効果

一口しか飲まないのであれば、飲む回数を増やしましょう。甘いジュースは喉の渇きを助長し、逆効果です。

喉が渇いていないから水分を摂りたがらない場合もありますが、牛乳やジュースの味を知って、水やお茶を飲みたがらない可能性もあります。ジュースや清涼飲料水は糖分が多く、喉の渇きを助長するため、お勧めできません。(看護師)
一口しか飲まないなら、こまめに何度も飲ませましょう。水や麦茶・野菜ジュースなどでゼリーを作り、間食として食べさせてもよいでしょう。飲むのとは違い、興味をもってくれるかもしれません。(看護師)
牛乳は身体を冷やす作用があり夏の水分補給に適しているともいわれますが、消化に時間がかかるうえに下痢を起こす場合もあり、冷たい牛乳をたくさん飲ませるのは避けましょう。果物や野菜と組み合わせ、ミキサーにかけてジュースにしてみてください。(看護師)

違う飲み方で興味を引いてみて。汗をこまめに拭くのも熱中症対策に

いつもとは違う飲み方だと興味を持って飲んでくれることがあります。飲み物以外では、汗をこまめに拭くことが熱中症対策になります。

いつものコップやストローマグではなく、少し違った容器や方法だと興味を持ち、飲んでくれることもあります。飲み方の進み具合にもよりますが、スプーンや大人用のコップ、紙コップなどで飲ませる・好きなキャラクターのコップを用意する、などです。外出中は周りのものに気をとられ、家にいる時と同じようにできないことが多々あります。(看護師)
水分さえ摂取していれば熱中症にならないということではないので、水分を摂らせつつも、しっかりと熱中症対策をしてください。飲むタイミングは子どもが飲みたい時だけで構いません。なかなか飲んでくれないのであれば、スポーツ飲料など、電解質などが含まれたものが理想的ですが、それは使いたくないのであれば水分で補うしかありません。(看護師)
子どものタイミングに任せきりにせず、親の方からこまめに勧めることは続けてください。その他の熱中症対策としては、汗をこまめに拭くことです。汗びっしょりになると、通気性が悪くなり、効率的に体温を下げられなくなります。また、外なら日陰で過ごす、室内なら暑くなりすぎないよう、風通しをよくしたり、冷房で室温を調整することも重要です。(看護師)

水をあまり飲みたがらない場合は、飲む回数を増やしましょう。いつもと違うマグカップを用意するなど、飲み方の工夫も効果があるようです。汗をこまめに拭くことも、熱中症対策になります。


2016/11/01

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