熱中症

真夏の海やプールでの熱中症を防ぐためのポイントは?

プールやビーチは直射日光にさらされるため、熱中症対策が不可欠です。風があっても熱中症になるのか、頭が熱くなっているときはどうすればよいのかといった悩みに対し、看護師さんたちの答えとは。

ママからの相談:「真夏の海やプールでの熱中症予防法は?」

真夏に海やプールへ出掛ける際の熱中症が心配です。プールには、日陰にシートを敷いて直射日光を避けるようにしていますが、海では日陰もなく直射日光に当たりっぱなしになります。風があっても直射日光を浴びていると熱中症になりますか?海やプールに入っても頭までは入れないので頭が熱くなっています。水を頭からかけた方が熱中症予防になるのでしょうか。子ども達は海では風が強いと帽子を嫌がり、かぶってくれません。(30代・女性)

水分不足と高温多湿の環境に注意

水辺の遊びは発汗に気づきにくく、水分補給がおろそかになりがちです。風があっても、頭から水をかけても、直射日光下で遊んでいる限り熱中症にかかる可能性は高く、注意が必要です。

夏場の海やプールでの子どもの熱中症は、非常に多いので注意しましょう。理由としては、水分不足と高温多湿の環境です。水に入っていると汗をかいていることに気付きにくいですが、熱い中で運動をしますので当然汗はかきます。汗をかいた自覚がなく、遊びに夢中になって水分補給を忘れがちになり、いつの間にか脱水になってしまいます。脱水になり身体に水分が足りなくなると、熱が身体内にこもり熱中症になってしまいます。(看護師)
屋内プールや湿気の多い日は、湿度が高くなり汗をかいても蒸発できず、身体の熱が放散されないため熱がこもりやすくなります。子どもは体温調節機能が大人よりも未熟なため、すぐに熱が上がってしまいます。(看護師)
風が吹いているくらいでは、現代の気温や太陽光の強さによる体温上昇を抑えることはできません。直射日光を受ける状況ということであればなおさらです。「水を頭からかけた方がよいのか」ということですが、確かに水をかけないよりはかけた方がよいですが、大した差は出ません。水をかけるよりも、適度に日陰で休息をとって水分補給したりする方がよいでしょう。(看護師)

こまめな休憩と水分補給がポイント

30分ごとに日陰で休憩と水分補給を行うことが勧められています。水分は薄めたスポーツドリンクがベストです。できれば帽子をかぶるようにするとさらによいでしょう。

海やプールで遊ぶ際には、こまめに(30分に1度程度)日陰で休憩をとり、水分補給をしましょう。水のみでは塩分や電解質を補給できないので、スポーツドリンクを薄めたもので補給することをお勧めします。遊んでいる間は日陰にいることが難しい場合は、帽子を被りましょう。水泳用のツバと首に日よけフラップのついているものが理想的ですが、被ってくれない場合はこまめに日陰で休憩を取るようにしましょう。(看護師)

多少風があったり、熱くなった頭に水をかけても、真夏の直射日光下で遊ぶ際の熱中症のリスクは依然として高いといえます。30分ごとを目安にこまめな休憩をとり、薄めたスポーツドリンクで水分補給を行いましょう。


2016/11/03

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