基礎体温の基礎

基礎体温とおりもので排卵日予想…正確なタイミングは?

赤ちゃんを望む人にとって、毎月の排卵日を正確に知りたいものです。排卵日にタイミングを合わせているのに、なかなか妊娠しないと悩むママに対し、専門家たちはどのようなアドバイスをしているのでしょうか。

排卵日についての相談:「タイミングが分かりません」

生理周期は約28~33日です。基礎体温をつけていますが、高温期でも体温が低めで排卵しているのかわかりません。おりもので様子をみていますが、おりものが多くなった時が排卵日なのでしょうか。基礎体温をみると、おりものが減ってきてから徐々に体温が上がるようです。排卵検査薬は使用しておらず、おりものが多いときにタイミングを合わせていますが、妊娠しません。この方法でタイミングは合っていますか。(40代・女性)

おりものと基礎体温による排卵日の予想

おりものは排卵日に近くなると、卵白のようになり量が増えます。そしてその4~5日後に排卵すると言われています。基礎体温が最も下がり、おりものが増えたときにタイミングを図って下さい。

おりものは体調にもよりますが、生理周期によって変化します。普段は膣内を浄化したり細菌の侵入を防ぐために少し粘り気のあるおりものですが、排卵日頃になると精子を送りやすくするため、卵白のようなトロッとしたものや水っぽいものになり量が増えます。この時期に受精しなければ量が減っていき、再び粘り気のあるおりものに変化します。但し、膣や子宮に感染症があったり炎症を起こしていれば、おりものの量が増えます。(産婦人科医)
おりものが卵白に少しヨーグルトと牛乳を混ぜたような糸を引くゼリー状になったら、4~5日後に排卵すると言われています。(臨床心理士)
もともと体温が低い人は、高温期でも体温が低い傾向にあります。全体的に低体温でも、高温期と低温期の差が0.3~0.5℃あれば排卵していると考えてよいでしょう。おりものだけでは判断が難しいので、基礎体温が最も下がった頃におりものの量が増えていれば、タイミングを図ってください。(産婦人科医師)

計算、子宮口の状態による排卵日の予想

「オギノ式」では、次回生理予定日の12~16日前までの5日間に排卵日が来ると考えます。また「福さん式」では、排卵日の2~3日前に子宮口が緩く開き、柔らかくなるため自己内診で確認できると考えます。

一般的に健康な子宮の場合、排卵して生理までの長さは約14日間と決まっています。相談者の生理周期は28~30日とのことなので、正常範囲で子宮の状態も健康だと予測されます。最もよく知られている「オギノ式」の計算に当てはめると、次回の生理予定日の12日から16日前までの5日間のうちに排卵日が来ると考えてよいでしょう。(臨床心理士)
「福さん式」という自己内診による排卵日特定法も、一般的に有効です。子宮口が緩く開き下の方まで下がっている時が、排卵日の2~3日前(妊娠しやすい時期)だとされています。また、排卵期は子宮口が柔らかくなります。自身の指で子宮の変化を確認し、普段よりも指が子宮口に届き易い位置にある、子宮口が柔らかくなっていると感じたら、排卵期が近づいていると考えてよいでしょう。(臨床心理士)

基礎体温が最も下がり、おりものが卵白のような状態になったときにタイミングを図るとよいそうです。また「オギノ式」で次回生理予定日から計算したり、「福さん式」で子宮口の状態を自己内診することでも、排卵日を予想することができます。


2016/11/04

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