排卵検査薬

2016/11/04

排卵検査薬で陰性続き…排卵していないの?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

排卵検査薬で陰性続き…排卵していないの?

確実に妊娠するための方法のひとつに、排卵検査薬で排卵日を知る方法があります。使用しても陰性が続くことを心配するママに対し、専門家はどのようなアドバイスをしているでしょうか。

ママからの相談:「排卵検査薬で陰性が続きます」

現在2人目を妊活中です。半年間は基礎体温から排卵日を予測してタイミングを図りましたが、妊娠しませんでした。そこで排卵検査薬を使用してより排卵の可能性が高い日を特定しようと思い、排卵日前後1週間ほど連続で排卵検査薬を使用しましたが、全て陰性になりました。3周期ほど続けましたが全て陰性です。これは排卵していないということなのでしょうか。一度婦人科で検査を受けた方がよいでしょうか。(30代・女性)

排卵検査薬は、正しく使えばほぼ100%判定できる

排卵検査薬は尿中の黄体形成ホルモン(LH)に反応するもので、正しく使えばほぼ正確に判定できます。濃くはっきりした線が現れたら、陽性です。起床時の尿で毎日同じ時間帯に検査し、できれば1日に2回ほど試すとよいでしょう。

排卵検査薬は、正しく使えば排卵日がほぼ100%の確率で判るといわれていますが、陽性反応と勘違いすることもあるようです。排卵検査薬は、排卵直前に分泌量が急増する黄体形成ホルモンに反応し排卵日を特定します。黄体形成ホルモンは常に分泌しているので、排卵日前でなくてもテスト結果ラインに薄い線が現れることがあります。その場合は陰性と判定し、濃くはっきりした線が表われた場合を陽性と判断します。(臨床心理士)
排卵検査薬は、尿に含まれる黄体形成ホルモンに反応するので、水分を摂りすぎて尿が薄まっている場合は正しい反応が出ないことがあります。また、黄体形成ホルモン濃度のピークが短いため、1日に1回の検査では反応できていない場合もあります。検査する時は起床時の尿で毎日同じ時間帯がよく、できれば1日に2回ほど試してみてください。(産婦人科医)

ホルモン分泌や基礎体温の状態、結果の判定を含め一度受診を

人によっては、黄体ホルモン分泌のタイミングがずれる場合もあります。基礎体温が2層になっていなければ、異常がある可能性があります。一度専門医を受診し、排卵検査薬の結果も含め判断をしてもらうとよいでしょう。

一般的に、卵胞が20mmになると排卵しますが、何らかの原因で卵胞が24~25mmとかなり大きくなってから黄体ホルモンの分泌が盛んになる人もいます。また基礎体温を見て高温期との差が0.3~0.5℃あれば、排卵が起きていると考えられるでしょう。基礎体温が2層になっていなければ、無排卵やホルモン異常が疑われます。(産婦人科医師)
一度専門医を受診し、結果について正確な判断をしてもらうとよいでしょう。捉え間違いではなく全て陰性なら排卵していないことになるため、専門医を受診し、検査や治療を受けることをお勧めします。(臨床心理士)

排卵検査薬は尿中の黄体ホルモンに反応するので、正しく使えばほぼ正確に判定できますが、尿の濃さや時間帯、ホルモン分泌のずれなどによって不正確なこともあるようです。ホルモンや体温の状態、検査結果の判定も含め、専門医を受診することが一番です。


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