排卵日の基礎

排卵日はいつ?基礎体温が下がる日?上がる日?

排卵日を知るには基礎体温の測定が役立つといわれますが、どうやって判断すればよいのでしょうか。今回は30代の女性からの相談です。毎日基礎体温を計っているものの、どの日を排卵日と判断すべきかわからないといいます。排卵日はどこまで正確に予測できるのでしょうか。専門家に聞いてみました。

排卵日についての相談:「基礎体温から排卵日を予測するのが難しいです」

毎日基礎体温を計っています。2層にわかれていますが、一番体温がガクッと下がる日が排卵日なのか、高温期へ上がる途中なのかがわかりません。次の生理からさかのぼって14日目といわれていますが、体温が最も下がる時とズレがあります。生理周期は35日と長めです。排卵検査薬も使って確実に排卵日を特定した方がよいのでしょうか。35歳という年齢を考えると、産婦人科を早めに受診した方がよいのでしょうか。(30代・女性)

基礎体温の測定は排卵日を知る目安。正確な予測は難しい

排卵日を知る方法の一つである基礎体温の測定ですが、正確な予測は難しいようです。

基礎体温を測ることは、排卵日を特定するための一つの方法です。基礎体温を毎朝測り記録してグラフ化すると、体温が低い時期(低温期)と、体温が高い時期(高温期)があり、低温期から高温期に入る時に体温が大きく下がる日があります。この日を含めて、前後1~2日の間に排卵が起こるとされています。(臨床心理士)
排卵日は、生理が始まった日の14日(±2日)前です。この14日(±2日)という日数に、個人差はほとんどないと考えられています。従って正確な排卵日は、実際に生理が来てから逆算しなければわかりません。そのため排卵日の予測というのは、とても難しいといわれています。(臨床心理士)

より確実に知るには排卵検査薬を。病院で卵胞を確認する方法も

より確実に知るには排卵検査薬が有効です。病院で卵胞の状態を確認する方法もあります。

基礎体温によっては、前後1~2日の間に排卵が起こることしか特定できません。更に正確に排卵日を特定するには、排卵検査薬を使う方法をお勧めします。排卵検査薬は、排卵の前に一時的に急増する黄体形成ホルモンの分泌を確認するものです。この方法で、かなり正確に排卵日を特定できるでしょう。(臨床心理士)
基礎体温が最も下がった頃に排卵が起きますが、最も下がった日なのか・前日なのか・翌日なのか特定するのは難しく、排卵検査薬を併用しても必ずこの日に排卵すると断定するのは困難です。排卵検査薬で陽性がでると24~48時間以内に排卵が起きますから、基礎体温が下がっていれば、2~3日以内には排卵が起こると考えてよいでしょう。(産科・婦人科医師)
一般的に生理周期が長くても、排卵が起きて14日目頃に生理が起こります。次の生理予定日からさかのぼって14日前でも体温が下がらなければ、まだ排卵が起きていないと考えられるでしょう。病院で卵胞の状態を確認すれば、基礎体温や検査薬よりも確実に排卵日を特定できます。不妊治療も念頭において、病院を受診してください。(産科・婦人科医師)

基礎体温の測定は排卵日を知る手段ではあるものの、正確な予測は難しいようです。より正確に知るには、排卵検査薬や病院で卵胞の状態を確認する方法があります。


2016/11/06

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)