排卵痛

産後5年過ぎて生理痛に加えて排卵痛が…

生理痛に悩む女性は多いですが、卵巣のあたりが痛む排卵痛に悩む方もいます。今回は40代の女性からの相談です。もともと生理痛がひどかった相談者ですが、産後5年経ったころから生理痛だけでなく、排卵痛にも悩まされるようになりました。痛みをやわらげたいと願う女性に、専門家からはどんなアドバイスが寄せられたでしょうか。

排卵痛についての相談:「産後5年経って排卵痛を感じるようになりました」

幼児の子どもを持つ母です。出産前は生理痛がひどく、特に生理初日から2日目は日常生活に支障をきたすほどで、鎮痛剤を飲んでいました。妊娠・出産を機に体質改善されたのか、生理痛もなく過ごせていました。しかし出産から5年経った頃から、以前の生理痛に加え、排卵日あたりにお腹がシクシク痛むようになりました。排卵痛を和らげるためには、どのようなことが効果的でしょうか。(40代・女性)

排卵痛には個人差あり。ひどい時には低用量ピルの服用を

排卵前後に卵巣付近が痛む排卵痛は、個人差があります。ひどい時には低用量ピルを服用し、ホルモン検査を受けましょう。

排卵痛とは、排卵日前後の3日間ほどの間に卵巣付近に感じる痛みのことです。排卵痛の症状や程度は生理痛以上に個人差があり、痛みをまったく感じない人もいれば、治療が必要なほどの痛みに襲われる人もいるようです。(臨床心理士)
排卵日頃に下腹部の違和感や痛み、排卵出血が見られることはよくあります。40代になると卵巣機能が低下し、排卵しにくくなるため、今までにはなかった排卵痛が起こることもあります。また、生理がきても無排卵の場合もあります。これから生理周期が不規則になるかもしれません。気になるようでしたら、ホルモン検査を受けてください。(産科・婦人科医師)
排卵痛は病気ではないので、基本的に治療法はありません。日常生活に支障が出ない程度であれば、受診したり、薬を飲む必要はないと考えます。あまりにも毎月ひどい下腹部痛を感じたり、排卵出血を伴っている場合には、低用量ピルの服用をお勧めします。(臨床心理士)

排卵日前後は腰への負担は避けて。病気が原因の場合も

排卵の前後は下半身を冷やさないようにし、重い物を持つなど腰の負担になることは避けましょう。排卵痛は卵巣出血が原因で起こることもあり、注意が必要です。

排卵が起きているかを確認するには、基礎体温を測った方がよいのですが、現在生理が定期的に起きているのでしたら、だいたいの排卵日は把握できると思います。排卵日頃は特に下半身を冷やさないようにし、重い物を持ったり腰に負担をかけることは避けてください。あらかじめ鎮痛剤を服用してもよいですし、ストレスを溜めないようにして体調が悪い時は無理せず休んでください。 (産科・婦人科医師)
卵巣出血が原因で強い腹痛が生じている場合もあるので、注意が必要です。その際には入院治療、手術が必要になることもあります。もし痛みがひどい場合は、できるだけ早く受診することをお勧めします。(臨床心理士)

排卵日付近は特に、下半身を冷やさないよう心がけましょう。腰への負担を避けることも大切です。痛みがひどい時は低用量ピルを服用し、場合によってはホルモン検査を受けましょう。


2016/11/07

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