生理周期

2016/11/07

規則正しかった生理周期が乱れてきた…もしかして病気?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

規則正しかった生理周期が乱れてきた…もしかして病気?

規則正しかった生理周期の乱れは何が原因なのでしょうか。今回は40代の女性からの相談です。1年前から生理周期が乱れてきたと悩む相談者に、専門家からはどんな回答が寄せられたのでしょうか。

生理不順についての相談:「規則正しかった生理周期が乱れてきました」

これまで生理周期は規則正しく28日でしたが、1年くらい前から25日で来るようになりました。生理期間は短くなったものの、規則正しく来ていたのですが、1カ月前に2週間足らずで来ました。不正出血かと心配しましたが、いつもと同じ量、同じ期間で終わり、その後また25日周期で来ました。こんなに乱れると不安です。病気なのでしょうか。(40代・女性)

ホルモンバランスが乱れると生理不順に。原因が重なっていることも

ホルモンバランスが乱れると、生理不順になります。複数の原因が重なっていることもあります。

生理周期は生活環境の変化や、ストレス、ホルモンバランスなどで乱れることがあります。一般的に生理開始日から次の開始日までが25~38日以内なら生理不順とはいえません。2週間足らずで生理がきても、次の生理が普段の周期で始まれば心配ないでしょう。(産科・婦人科医師)
生理不順の原因はさまざまです。精神的ストレスや疲労、体調不良などで身体的ストレスが過剰になると、女性ホルモンを分泌するよう指令を出す脳の視床下部の機能が低下し、ホルモン不足に陥ります。ホルモンバランスが崩れると卵胞の成長が滞り、生理不順が起きます。(臨床心理士)
何らかの理由でプロラクチンの分泌量が増えると、排卵が起こりにくくなり生理不順を引き起こします。甲状腺機能亢進症や甲状腺機能低下症など、甲状腺ホルモン量の分泌に異常が起こる病気も原因になります。(臨床心理士)
ダイエットによる栄養不足は脳の視床下部の働きを鈍らせ、ホルモンバランスが崩れ生理不順になります。太り過ぎると皮下脂肪からも女性ホルモンが分泌されて過剰になり、卵巣の機能が弱まって生理不順になることが多いです。(臨床心理士)
睡眠不足やバランスの悪い食事、運動不足、身体の冷えなどもホルモンバランスを乱し、生理不順になります。原因が重なっている場合も多く、考えられる原因を一つずつ取り除くことが必要です。(臨床心理士)

40代だと更年期の可能性も。閉経が近づくと生理周期は不規則に

40代から更年期が始まることもあります。気になる場合は、病院で検査しましょう。

40代という年齢から、更年期の始まりとも考えられます。日本人の場合50歳前後が平均的な閉経の時期ですが、個人差があり40代前半で閉経を迎える人もいます。閉経が近づくと生理の周期が不規則になり、一時的に経血量は増えますが徐々に減少していきます。(産科・婦人科医師)
閉経までのプロセスも個人差があり、1カ月に2回生理があったのに次は3カ月後とか、10日も経血があり量も多かったのに、1カ月後には普通に生理があったりとさまざまです。3~5年もの間生理周期が不規則で、閉経を迎えた人もいます。ストレスなどで乱れただけかもしれませんが、気になるなら子宮がん健診も含め病院で検査しましょう。(産科・婦人科医師)

ホルモンバランスの乱れから、生理不順が起こります。40代の場合、更年期の可能性もあります。病気が原因のこともあるため、場合によっては病院で検査しましょう。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加