排卵日の基礎

2016/11/07

基礎体温と検査薬の結果に微妙なズレ。排卵日を知る方法

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基礎体温と検査薬の結果に微妙なズレ。排卵日を知る方法

基礎体温を測ると排卵日がわかるといわれますが、どうやって判断すればよいのでしょうか。今回は30代の女性からの相談です。基礎体温をつけているものの、排卵日のタイミングがわからないようです。検査薬も基礎体温とずれがあると悩む彼女に、専門家からはどのような回答が寄せられたのでしょうか。

排卵日についての相談:「基礎体温から排卵日を知る方法を教えてください」

半年間基礎体温をつけていますが、なかなか授かりません。排卵はどのタイミングで起こる確率が一番高いのか、最適なタイミングがよくわかりません。基礎体温に変化があるのに排卵していないこともあるのでしょうか。排卵検査薬も使用しているものの、検査薬と基礎体温に微妙なずれがあり、どれを信用すればよいか悩んでいます。(30代・女性)

もっとも下がった前後に排卵は起こる。排卵検査薬を重視して判断を

体温がもっとも下がった前後に排卵は起こります。排卵検査薬の結果をもとに、タイミングをはかりましょう。

基礎体温が2層になっていれば、排卵が起きていると考えてよいでしょう。一般的に最も下がった前後に排卵が起きるといわれますが、前日なのか最も下がった日なのか翌日なのかはわかりません。その頃に排卵検査薬を使って陽性がでれば、1~2日以内に排卵が起こると考えてよいでしょう。(産科・婦人科医師)
基礎体温を毎朝測り、記録してグラフ化すると、低温期と高温期の2層に分かれます。低温期から高温期に入る時、体温が大きく下がる日があり、この日を含めて前後1~2日の間に排卵が起こるといわれています。排卵検査薬を正しく使っていれば、排卵日がほぼ100%に近い確率でわかるといわれています。排卵検査薬の結果をもとに、セックスすることをお勧めします。(臨床心理士)
自己内診による排卵日特定法もあります。子宮口が緩く開き、下に下がっていたら排卵日の2~3日前とされています。排卵期は子宮口の状態が柔らかくなるため、自身の指で子宮の変化を確認し、普段より指が子宮口に届きやすい位置にあり子宮口が柔らかく感じたら、排卵期が近いと考えられます。おりものが卵の白身にヨーグルトと牛乳を少し混ぜたような糸を引くゼリー状なら、4~5日後に排卵すると予測できます。(臨床心理士)

卵子より寿命が長い精子。排卵前に精子を子宮内に待機させて

精子は卵子より寿命が長いため、排卵前に子宮内に待機させた方がよいようです。

精子は3~5日、長ければ1週間ほど子宮の中で生存できます。卵子の寿命は24時間で、妊娠しやすいのはその中の数時間といわれ、精子が子宮内で待機している方が妊娠しやすいともいいます。妊娠しやすい時期は、排卵2日前・前日・当日・翌日の順です。基礎体温が下がり、検査薬で陽性がでたらタイミングを図りましょう。しかし基礎体温と検査薬を使ってタイミングを図っても、妊娠できない場合もあります。(産科・婦人科医師)
卵子の寿命は1日です。24時間以内に精子と出会えれば妊娠できます。一方、精子は膣内に射精されてから3〜7日間は寿命が続きます。数字上では、排卵が起きる前の数日間にセックスすれば妊娠可能といえます。(臨床心理士)

排卵検査薬の結果をもとに、陽性が出たら排卵前に行為を行なうと可能性が高いようです。自己内診やおりものの変化も、参考にしてみましょう。


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