排卵日の基礎

排卵しているかどうか知る方法は?

2人目不妊に悩む人は少なくありません。今回は30代女性からの相談です。自然に授かりたいと思っていましたが、37歳になって焦ってきたといいます。生理はあるものの排卵していないのではと悩む相談者に、専門家からはどんな回答が寄せられたのでしょうか。

排卵日についての相談:「生理はあっても排卵していないことはありますか」

2人目が欲しくて1年前からタイミング法や基礎体温で排卵日を予測していますが、うまくいきません。自然に授かりたいと思っていたものの、37歳になり焦ってきました。基礎体温は低温期と高温期がわかりづらく、生理も以前より短くなっている気がします。「生理があるからまだ大丈夫」と思っていましたが、もしかして排卵していないのではと心配になってきました。基礎体温以外で排卵がわかる方法はありますか。(30代・女性)

まずは基礎体温を正しく測って。体温のグラフが2層になっていれば排卵アリ

基礎体温は身体を動かしただけでも影響を受けるため、正しく測りましょう。体温のグラフが2層になっていれば排卵しているといえます。

基礎体温は気温や少し身体を動かしただけでも左右されますから、正しい方法で測定してください。できるだけ同じ時間帯がよいですが、早めに目が覚めても4時間くらい睡眠がとれていれば測定して構いません。身体を動かさなくても手の届くところに体温計を準備して、頭も動かさずできるだけ安静な状態で測定してください。(産科・婦人科医師)
基礎体温が2層になっていれば、排卵が起きていることになります。はっきりした2層でなくても、高温期と低温期の差が0.3~0.5℃あれば排卵が起きていると考えてよいでしょう。体温がもっとも下がったころに排卵が起きますが、より確実に特定するためには排卵検査薬を併用するとよいでしょう。検査薬で陽性がでれば、24~48時間以内に排卵が起こると考えてください。(産科・婦人科医師)

子宮の状態を自分でチェックする方法も。おりものの変化も参考に

排卵期は子宮やおりものの状態が変化します。変化が確認できれば、排卵していると判断できます。

基礎体温を毎朝測り、記録してグラフ化した際、低温期と高温期の2層に分かれていれば、基本的には排卵が起こっていると考えられます。子宮やおりものにも変化があれば、排卵が起こっていると考えてよいでしょう。正確に確認するには、排卵検査薬を用いたり受診することをお勧めします。(臨床心理士)
自身で子宮の状態をチェックする方法があります。排卵期は子宮口がゆるく開いて、下の方まで下がり、子宮口の状態が柔らかくなるため、自身の指で子宮の変化を確認できます。普段よりも指が子宮口に届きやすい位置にあり、子宮口が柔らかいと感じたら、排卵期が近いと考えられます。おりものが卵の白身にヨーグルトと牛乳を少し混ぜたような糸を引くゼリー状だったら、4~5日後に排卵すると予測できます。(臨床心理士)

基礎体温はちょっとした変化にも敏感です。正しく測るよう、心がけましょう。排卵は子宮やおりものの状態でも判断できます。より正確に知ろうと思ったら、排卵検査薬を使いましょう。


2016/11/08

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