おりもの

出産して2年、おりものの回数や色や臭いが気になります

出産してからおりものの回数が増え、臭いや色も変化したという相談が寄せられました。何か病気なのだろうかという質問に対し、専門家の皆さんはなんとアドバイスしているでしょうか。

ママからの相談:「出産して2年、おりものが気になります」

出産して2年が経ちます。妊娠する前はさほど気にしてはいなかったのですが、出産してからおりものの回数が増えたような気がします。臭いも気になって、1時間に1回ペースでトイレへ行くこともあります。おりもの用ナプキンは常に1袋持ち歩いている状態です。色は透明なこともありますが、茶色っぽい物や黄色っぽい物が頻繁に出ています。これが普通なのか、何かの病気なのか気になります。(20代・女性)

妊娠や排卵による変化自体は心配ありません

おりものはホルモンの影響を受けているため、妊娠や出産、排卵などに合わせて変化するのは正常なことのようです。基礎体温を測って状態を把握することが勧められています。

おりものには膣内を清潔に保ち、排卵期に精子が子宮にたどり着きやすくする役割があります。また妊娠すると女性ホルモンの影響でおりものが増え、排卵期や生理前にもおりものが増えることがあります。排卵が近づくと、透明~白っぽい粘り気のあるおりものがありますが少量の血液が混ざっていても、排卵出血と考えられますから心配ありません。できれば基礎体温を測って、排卵日や生理周期にあったおりものか確認してください。(産科医師)

色や臭いに異常がある場合は受診を考えましょう

おりものの色や臭いの異常は、感染症やがんなどのサインである場合があります。おりものが茶色または黄色、臭いも伴う場合は、一度病院で検査を受けたほうが良いようです。

おりものは通常透明か乳白色ですので、それ以外の場合には何かの病気が潜んでいる可能性があります。おりものの色が黄色い原因としては、クラミジア感染症・子宮内膜炎や卵管炎・淋病・トリコモナス膣炎・膣内に異物が入っていることが考えられます。また茶色いおりものの原因としては、不正出血・子宮頸がんや子宮体がん・非特異性膣炎・萎縮性膣炎(老人性膣炎)、雑菌の増殖や膣内に異物が入っていることが考えられます。(臨床心理士)
頻回に黄色~緑色っぽいおりもので、臭いも伴うようでしたら、感染症の疑いがありますし、茶色っぽく血液が混ざっているようでしたら、不正出血の場合もあります。不正出血には子宮筋腫や子宮ガンなどが考えられますから、まずは病院を受診してください。(産科医師)

妊娠や出産、排卵などによりおりものの状態が変化すること自体は、正常な現象であり心配ないようです。しかし、おりものが黄色や茶色で臭いも伴うような場合には、感染症やがんなどの異常が隠れている可能性があるため、病院で検査を受けることをお勧めします。


2016/11/09

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