調査・アンケート

「冷やかしや悪口」が最多 いじめの認知件数22万件を超える

いじめ認知件数、過去最多に

文部科学省は27日、「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」の結果を発表しました。これによると、2015年度に全国の小中高校および特別支援学校が認知したいじめの件数が22万件を超え、過去最多となっています。

いじめの認知件数は、小学校で15万1190件、中学校で5万9422件、高等学校が1万2654件、特別支援学校が1274件でした。特に小学校では、前年から3万件近く増加しています。

具体的な内容としては、「冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことを言われる」が最多で、「軽くぶつかられたり、遊ぶふりをしてたたかれたり、蹴られたりする」「仲間はずれ、集団による無視をされる」が続きました。パソコンや携帯電話を使ったいじめに関しても、認知数が増加しています。

子どもの自殺、いじめが原因は9人

小・中・高等学校から報告のあった、自殺した児童生徒数は214人。いじめが自殺の原因とされている児童生徒は9人、いじめがなくとも、友人関係で悩んで自殺に至った児童生徒が14人いました。

いじめの認知件数が増加した理由としては、学校側が積極的に認知を推進し、些細な出来事も見逃さずにいじめと判断したことが考えられます。いじめを苦に命を絶つ子どもがいなくなるよう、今後も家庭や学校が子どもの変化に気を配ることが求められるでしょう。

参考サイト

平成27年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」(速報値)について


2016/11/01

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この記事の監修/執筆

ニュース編集部