女性の心と身体

2016/10/31

ダイエット中に起こる停滞期・・・その意味と乗り越え方について

この記事の監修/執筆

産婦人科医/女医プラス高橋 怜奈

ダイエット中に起こる停滞期・・・その意味と乗り越え方について

あなたはダイエットをしたことがありますか?ダイエットを成功するために乗り越えなければならない試練の一つが「停滞期」です。では、停滞期とは一体どのようなものでしょうか。今回は、停滞期の意味と停滞期が起こる理由について解説します。

ダイエットの停滞期って何?

女性なら誰でもきれいになりたいと思うもの。美しい体形になれるようにダイエットをしたことがあるという人も多いでしょう。ダイエットを始めると最初のうちは順調に体重が減少していたのに、ある時から突然体重の変化が止まったという経験はありませんか?このように、ダイエットをきちんと行っているにもかかわらず、体重の減少が止まる時期のことを停滞期と呼んでいます。

ダイエットの停滞期はなぜ起こる?

停滞期になって体重が変化しなくなると、ダイエットが失敗したと思って諦めてしまう人もいるかもしれません。しかし、ここで諦めてしまってはいけません。停滞期は、ダイエットをしている人なら誰にでも起こる、体にとって自然なことです。

人間の体には生命を維持するためにホメオスタシスという性質が備わっているため、停滞期が起こります。ホメオスタシスとは「恒常性」とも呼ばれ、生物の体内の状態を一定に保とうとする性質のことをいいます。例えば、ダイエットにより急に体重が減少すると、体は生命の危機だと感じます。すると、ホメオスタシスの機能によって、食事からのエネルギー吸収率を向上させる、体内のエネルギー消費を減少させるなどの反応が起こり、体重を維持しようとします。これが停滞期です。

停滞期を乗り越えてダイエットを成功させよう

停滞期は一般的に体重が5%減少した頃に始まるといわれています。ホメオスタシスにより体重を維持しようとする働きは、一定期間が経過して、体が危機はないことを判断すると解除されます。この期間は約1カ月間です。その後はホメオスタシスの機能が働かなくなり、また体重が減少し始めます。

では、停滞期はどのように過ごせばいいのでしょうか。それは、体重の減少がなくてもダイエットをやめないということです。停滞期もそれまでと同様に、バランスの良い食事と適度な運動をして過ごしましょう。


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