発熱

2014/07/29

子供が発熱!昔はお風呂はダメって言われたけど・・・今は違うの!?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

子供が発熱!昔はお風呂はダメって言われたけど・・・今は違うの!?

子供が風邪などで発熱した場合、一昔前であれば「熱が下がるまでお風呂はダメ!」と言われることが多かったですよね。しかし近年では、多少熱があっても本人が元気であれば、入浴しても構わないと言われているようです。そうは言っても、熱がある子供を本当に入浴させていいものかどうか、判断に迷うママも少なくないのではないでしょうか?
発熱時の入浴について、医療やヘルスケアの専門家が回答するQ&Aサイトなるカラで看護師さんにお話をお伺いしました。

ママからの相談:「子供が発熱した時、お風呂には入らせない方がいいと思っていたのですが・・・」

お子さんが発熱して小児科を受診した際「それ程熱が高くなければ、入浴してもいい」と言われましたが、ママは半信半疑のようです。自分たちが子供の頃は、熱が出たらお風呂はダメ!と言われることが多かったのですが、実際のところはどうなのでしょうか・・・?

5歳の娘と4歳の息子がいます。お聞きしたいのは、発熱時の入浴についてです。先日、娘が37.5℃の熱を出し小児科を受診した際に、看護師さんが「それ程高い熱じゃなければ、お風呂に入ってもよいですよ」と言っていましたが、本当でしょうか?私が子どもの頃は「熱があったらお風呂は絶対に入るな」と親から言われていたので、とても驚きました。結局、娘は入浴しないまま翌日には熱が下がったのですが、熱があっても入浴してもいいのでしょうか?

熱が38℃未満で元気であれば、基本的に入浴しても大丈夫!

熱が38℃未満で、普段の様子と特に変わりなく元気であれば、入浴させても問題はないと看護師さんは言っています。ただし、それ程熱が高くなくても食欲がない、嘔吐・下痢の症状がある、機嫌が悪いといった時は、入浴は見合わせましょう。

熱が38℃未満でひどい悪寒や全身の倦怠感はなく、嘔吐や下痢もなく、きちんと水分がとれている場合は、入浴してもいいでしょう。(小児科看護師)
悪寒を伴う発熱初期の入浴は避けた方がいいですが、熱が38℃未満で元気であれば、入浴は悪いことではありません。お風呂の蒸気が喉を潤し鼻詰まりの解消にもなりますし、皮膚の清潔を保ち細菌に対する抵抗力を高め、お風呂の水が熱を体内から逃がすのを助けるというメリットもあります。(小児科看護師)
お子さんが熱の他に食欲がない、嘔吐や下痢の症状がある、元気がないといった場合の入浴は、控えるようにしましょう。(産科看護師)

なぜ、昔は「発熱時はお風呂に入ってはダメ!」といわれていたの?

看護師さんたちの話を聞くと、熱がそれほど高くなくお子さんが元気なときは、入浴しても問題ないようです。でも、一体なぜ昔は「発熱時はお風呂に入ってはダメ!」と言われていたのでしょう?

昔の日本は銭湯を利用することが多く、病気の子供にはその衛生状態が好ましくなかったり帰りに湯冷めをしてしまうといった理由や、また日本人は熱い湯に入ることが多いので、体力を消耗し症状を悪化させるなどと考えられ、昔は入浴しないように指導されていたようです。(小児科看護師)
入浴する場合、冬季であれば脱衣所や浴室をあらかじめ暖房器具などで暖かくする、洗髪したらドライヤーで完全に乾かす、入浴後は汗が引いてから服を着るなど、湯冷めをしないように気をつけてあげましょう。(小児科看護師)

なるほど、昔と今ではお風呂事情が異なっていたために、発熱時の入浴指導にも違いがあったのですね。看護師さんたちが言うように、熱が38℃未満で体調が悪くないようなら、湯冷めに気をつけてさっと入浴させてあげた方がお子さんもサッパリしていいかもしれませんね。


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