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大豆製品を多く食べる人は妊娠うつになりにくい、愛媛大学などが研究成果を発表

研究発表

愛媛大学が主導する共同研究チーム(国立保険医療科学院、東京大学、琉球大学)は先月31日、大豆製品を食べることで、妊娠中のうつ症状を予防する効果があること示す研究成果を発表しました。

論文は10月15日、ドイツの学術誌ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・ニュートリション電子版で公表されています。

研究成果

同研究チームは、妊娠中から母親と生まれた子どもを追跡調査した「九州・沖縄母子保健研究」のデータを活用しました。

同調査に参加した1745人の妊婦を対象とした研究の結果、妊娠中の総大豆製品(豆腐、豆腐製品、納豆、大豆煮物、みそ汁)摂取量が多いほど、妊娠うつの有症率が低下しました。

大豆に含まれるイソフラボンが、女性ホルモンの「17β-エストラジオール」と似ており、他の研究などからも、何らかの関連があるのではないかと考えられています。

研究では、みそだけを多く摂取すると、かえって妊娠うつの有症率が高まりました。また豆乳摂取には何の関連も見つかりませんでした。

今年6月には、産後うつに関する研究発表も

同研究チームは、今年6月に、妊娠中の牛乳摂取が産後うつ症状に予防効果があることを示唆する研究成果を発表しています。

厚生労働省の平成25年度の調査によると、約10人に1人が産後うつを経験するという結果が出ました。

妊娠中や産後のうつ症状を予防する食品が判明すれば、母親たちにとって大きな助けとなるでしょう。

参考サイト

愛媛大学 プレスリリース


2016/11/07

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この記事の監修/執筆

ニュース編集部