調査・アンケート

子どもの存在は「生きがい」か、それとも家族の「継続」のためか?変わる結婚観

若者の結婚観と子育て観に関する調査

国立青少年教育振興機構は1日、平成27年度に実施された「若者の結婚観・子育て観等に関する調査」の結果概要を発表しました。

それによると、子どもの存在についての考え方の違いが、「結婚したい」、「子どもは欲しい」という意識と関係していることがわかりました。

調査対象となったのは、全国の20代から30代の男女4000人。20代前半と後半、30代前半と後半の4つの年齢グループごとに、男女各500人ずつが選ばれ、インターネットを利用したアンケートに答えてもらいました。

子どもの存在についての考え方

子どもの存在についての考えは、「家族の結びつきを強める」と答えた人が85.3%と最も高くなり、次いで「仕事や人生の励みになる」が81.8%、「親を成長させてくれる」が81.7%と、子どもを「生きがい」と考える家族観が上位を占めました。

「生きがい」を重視する家族観は女性の方が男性よりも強く、家族の「継続」を重視する家族観は男性の方が強いという結果も出ました。

また、どちらの家族観であってもその意識を強く持っている人ほど、「結婚したい」、「子どもは欲しい」割合は高くなりました。特に「生きがい」を重視する家族観の方が、その価値観を強く持てば持つほど願望が一層高まり、価値観が弱いと願望も相応に弱まるといったように、家族観と結婚・子育て願望との間に高い関連性があることがわかりました。

調査の目的

同調査では他に、子どもの頃の「人間的なふれあい」を通した活動が、若者の結婚観・子育て観に影響を与えることなども明らかにしています。

同調査は日本の若者の結婚観・子育て観の現状とそれらに関係する要因を明らかにし、これからの少子化対策や青少年教育に活用していくことを目的として実施されました。

参考サイト

国立青少年教育振興機構「若者の結婚観・子育て観等に関する調査」


2016/11/07

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この記事の監修/執筆

ニュース編集部