妊娠中の病気・身体の悩み

病院で計ると緊張して高血圧に…どうしたらいい?

病院で緊張するという人は意外と多いものです。今回は病院で計ると高血圧になってしまうプレママからの相談です。専門家からはどんなアドバイスが寄せられたでしょうか?

プレママからの相談:「家で計ると正常値なのに病院だと高血圧になります」

現在妊娠8カ月です。健診で血圧を計ると数値が高くなります。甲状腺異常がないか血液検査をし、心エコーもしましたが、問題なしでした。もともと緊張しやすい性格で白衣性高血圧ではないかと思います。自宅で毎日、血圧を計るように言われ、計ってみたら正常範囲内の数値でした。病院で緊張しないためにはどうしたらよいでしょうか?(20代・女性)

緊張した時には血圧が高くなりやすいという体質を理解して!緊張に対する対処を

病院で計ると高血圧という人は意外と多く、”白衣性高血圧”といわれます。リラックスが一番という声が寄せられました。

家では正常なのに病院では高血圧というのはよくあることで、白衣症候群といわれます。主治医に病院で血圧が高くなることを伝えておけば、健診時に測定した血圧がいつもの血圧ではないということは理解してもらえると思います。(産科・婦人科看護師)
自宅で計って数値を病院に持っていくのはよいアイデアです。そうすると主治医からは普段の血圧に沿った助言がもらえると思います。自宅で計る場合は起床時と寝る前の1日2回がいいでしょう。塩分の取りすぎや体重の増加にも注意しましょう。(産科・婦人科看護師)
病院で緊張しないようにする、ということも確かに大事なのですが、まずは「緊張している時には高血圧になる」という自分の体質を理解しましょう。病院に限らず、緊張する状況に置かれたときには、リラックスを心掛けたり、深呼吸をしたり、意識をするようにしましょう。(看護師)
緊張しないためには、食生活を改善したり運動をやっているのだから何も心配することはない、と考えて胸を張って背筋を伸ばしましょう。心配する必要はありません。ありのままでいいのです。(一般内科看護師)
緊張したら深呼吸を。深呼吸は副交感神経の働きで心身ともにリラックスさせます。他のことは考えず、深呼吸することに集中しましょう。(一般内科看護師)
緊張していることを口に出してしまうのもオススメです。認めることで心が軽くなり、気持ちが落ち着きます。(一般内科看護師)
笑いは緊張をほぐす一番の薬。誰かと話したり、携帯の動画などで笑うよう努めましょう。(一般内科看護師)
仲の良い看護師さんを作りましょう。安心できる誰かがいるだけで、かなり落ち着けます。いつも顔を合わせる看護師さんに話しかけてみましょう。妊娠中の心配や血圧が高いことなど相談して「この人なら安心」という人を見つけられれば、それほど緊張しなくなるはずです。(一般内科看護師)

本当の高血圧になることも。緊張緩和とともに高血圧予防も心がけて。

白衣性高血圧から本当の高血圧になることもあるとの指摘も。健康的な生活習慣を心がけるのがよさそうです。

確かに白衣高血圧の可能性が高いですね。ただ白衣高血圧症の一部は本当の高血圧に移行する可能性もあり、注意が必要です。(一般内科看護師)
高血圧対策として健康的な食生活を心がけてください。脂肪や塩分控えめで食物繊維を多く含む野菜や果物を摂りましょう。(一般内科看護師)
高血圧予防にヨガやスイミングなど適度な運動がオススメです。ストレス解消や、出産に必要な筋肉を鍛える意味でも効果的です。(一般内科看護師)

緊張した時には、緊張を和らげるように心掛け、今から高血圧を予防できるように、できることからはじめましょう。


2015/02/25

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