カフェイン

つわりがひどくて紅茶しか飲めない…カフェインの影響は?

赤ちゃんを授かった喜びもつかの間、つわりで辛い思いをすることが多いのが妊娠初期です。食べ物だけでなく、飲み物も受け付けない妊婦さんも。つわりに悩むママからの相談に看護師さん達の答えは。

妊婦さんからの相談:「つわりがひどくて紅茶しか飲めません。妊娠初期にカフェインを含む紅茶を飲んでも大丈夫ですか?」

妊娠が判明したばかりなのですが、つわりがひどくて食べるのも辛く、飲み物も飲むことができません。水を飲んでも気持ち悪く、麦茶を飲んでも臭いが気になり、ジュースなども吐いてしまいます。色々試した結果、唯一飲めるのが紅茶です。カフェインが多いと聞くので、妊娠初期に紅茶ばかり飲んでも胎児に影響はないですか?氷は食べられますが、氷で水分をとっても身体が冷えてよくないのではないかと心配です。(30代、女性)

紅茶は1日4杯程度に。カフェイン抜きの紅茶も

カフェインが妊婦さんに良くないというのは本当のようですから、注意が必要です。

妊娠中にカフェインが良くないと言われる理由は3つです。

1.妊娠中は赤ちゃんがカルシウムを必要としますが、カフェインは尿中に排出されるカルシウム量を増やします。

2.胎盤を通してカフェインが赤ちゃんへ送られ、赤ちゃんの体内に長期間残ります。

3.カフェインは母体の血流を減少させ、赤ちゃんへの酸素と栄養が送られにくくなって赤ちゃんが低酸素状態となり、発育障害や死亡に関連づけられるとする説もあります。(一般内科看護師)
妊婦にカフェインは良くないと言われていますがコーヒーなら1日に1~2杯は問題ないとされています。紅茶の葉自体はコーヒーよりカフェインが多いですが、お湯で抽出する場合コーヒーの半分程度のカフェイン量になります。1日に4杯位は飲んでもいいことになりますが、気になるなら薄めにするとよいでしょう。紅茶に含まれるタンニンが鉄分の吸収を妨げるので、食事中、食前、食直後に飲むのは避けましょう。(産婦人科看護師)
お勧めなのが、デカフェ(カフェイン抜き)またはノンカフェインの紅茶です。種類も多くインターネットで注文できます。(一般内科看護師)

吐き気がある時は、レモン水の氷もお勧め

つわりの時にも氷なら食べられる妊婦さんは多いようですが、身体が冷えてしまうほど食べてしまうとは考え難く、さほど心配はないようです。

妊娠中は身体を冷やすといけないと言われる理由は、お母さんの身体が冷えると胎盤への血管が収縮し、赤ちゃんへの栄養と酸素が届きにくくなるためです。しかし身体が冷えてしまうほど氷を大量に食べるというのは考え難く、過度でなければ問題はないと言えます。(一般内科看護師)
吐き気がある時は、レモン水の氷を口に含んでみて下さい。生姜とレモン、はちみつをお湯でわったものも、飲みやすいかと思います。水分をとる時は、一口ずつ飲むようにしてください。(産婦人科看護師)
ハーブティーにも妊婦さんが飲んでいいもの、飲まない方がいいものがありますので、例をあげます。

飲んでいいもの:
ペパーミント、ローズヒップ、オレンジブロッサム、オレガノ、カモミールなど。

飲まない方がいいもの:
ジャスミン、シナモン、ローズマリー、アロエ、ウコンなどです。(産婦人科看護師)

カフェインには注意が必要のようですから、カフェイン抜きの紅茶やレモン水の氷、ハーブティなども試してみてはいかがでしょうか。


2015/02/26

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