胎児への影響

2015/02/28

妊娠中の卵の食べ過ぎは、お腹の子供がアトピーになる!?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠中の卵の食べ過ぎは、お腹の子供がアトピーになる!?

妊娠中、ママが食べるものはお腹の赤ちゃんへの栄養となるので、とても気を遣いますよね。妊娠中に卵を食べ過ぎるとお腹の子供がアトピーになるという話は本当かという質問に、看護師さんたちが回答しています。

妊娠中の食事についての相談:「妊娠中の食べ物が原因で、子供がアトピーになることは?」

普段の食事でたんぱく質が少ないので、卵を1日1個ぐらい食べた方がよいと産婦人科の栄養士さんから指導を受けました。妊娠中の卵の食べ過ぎで、産まれてくる子供がアトピーになる確率が上がる、というような記事をどこかで見たのですが、1日1個程度なら問題ないでしょうか。主人がアトピーなので、その影響が子供にも出ないかと不安です。その他にも、気をつけた方がよい食品があれば教えてください。 (30代・女性)

アレルギーは遺伝的要素が強い

アトピーなどのアレルギー体質は遺伝的要素が強いと言われており、妊娠中の食事が原因だという医学的根拠はないようです。しかし父親ではなく母親自体がアレルギー体質の場合は、アレルゲンとなる食べ物を控えた方がよいとも言われています。

ママがアレルギー体質の場合は食事制限を指導する医師もいますが、特に医師から制限されなければ、バランスのとれた食事を心がけてください。(産科看護師)
「妊娠中に卵をたくさん食べると子供がアレルギーになる」という話は巷でよく聞きますが、確実だというデータはないそうです。ただ、父親ではなく母親自体がアレルギー体質である場合は、アレルゲンは避けた方がよいようです。(内科看護師)
アレルギーは遺伝的要素や環境が影響していると言われており、妊娠中に食べたものが原因で子供がアレルギーになる根拠はありません。もしアレルギーを持って産まれたとすれば、遺伝によるものと考えられるでしょう。(産科看護師)

たんぱく質は卵以外の食材にも

たんぱく質が不足しているのなら、1日1個程度の卵は食べてもよいでしょう。しかし卵以外にもたんぱく質を含む食品はあるので、何でもバランスよく食べましょう。

卵以外にたんぱく質を多く含むものは、鶏肉や牛肉そして牛乳やチーズなどの動物性の食品、大豆製品などの植物性の食品があります。卵を避けて大豆製品を主にしていたのに子供がアレルギーになったという例もあるので、同じ食品を食べ続けることは避け、満遍なく様々な食品を取り入れてください。 (内科看護師)
卵は食べすぎるとコレステロールの上昇や、卵黄に含まれる亜鉛の影響で銅欠乏貧血になったりしますが、不用な亜鉛は体外に排泄されるため、普段の食事で過剰摂取のリスクは全くありません。摂取量は、たんぱく質が不足であれば1個ぐらい食べてもよいでしょう。また、生卵にはサルモネラ球菌が存在していることがあるので、生卵を食べる際は賞味期限に注意し、最近ではサルモネラ球菌を除去した卵も販売されているので、そういった卵を購入するとよいでしょう。(産科看護師)

ママ自身にアレルギーがなければ、卵についてはそれ程神経質にならなくても大丈夫なようです。様々な食材をバランスよく食べて、お腹の赤ちゃんにたくさん栄養を届けてあげてください。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加