胎児への影響

妊娠中にインスタントラーメンを食べてはだめですか?

妊娠すると味覚が変わったり、特定のものを我慢できないほど食べたくなったという経験を持つママは少なくありません。「なるカラ」にも、妊娠中にインスタントラーメンを我慢できずに食べた結果、湿疹が出てしまったママから相談がありました。看護師さんたちはどのように答えているでしょうか?

ママからの相談:「妊娠中に出た湿疹は、我慢できず食べたインスタントラーメンが原因でしょうか?」

現在妊娠36週です。妊娠前は頻繁にインスタントラーメンを食べていましたが、身体に悪いと聞き、妊娠してからはほとんど食べていません。先日どうしても食べたくなり、スープは飲まないように麺だけ食べたところ、食べて数分後におなかの周りに湿疹が出てきました。かゆみや腫れはなく、ただ赤いぽつぽつが出て数時間後にはひきましたが、これはカップラーメンの影響でしょうか。(30代、女性)

妊娠で体質が変わったことが、湿疹の原因と考えられます。

妊娠すると体質が変わったり、身体の免疫力が低下し、食べ物の影響で身体に不調が出ることがあります。他の食べ物でも蕁麻疹が出るようであれば医師に相談するよう教えてくれました。

妊娠で体質が変わり、インスタントラーメンの油や保存料が身体に合わなくなる人がいます。また、賞味期限が切れた油にあたって湿疹が出る人や下痢や嘔吐をおこす人もいて、今回のラーメンは油が古くなっていた可能性もあります。かゆみもなく済んだのは良かったですが、もしまた違う食べ物でも同じような症状が出る時は、身体が過敏になっていると考えられるので注意した方が良いでしょう。(一般内科看護師)
今回の湿疹はアレルギーではなく、妊娠によって肝臓や他の内臓が弱っている状態で塩分の多いものを食べたため、解毒作用が追いつかず発症したと考えられます。妊娠中は免疫力が低下しているので、普段の食事でも蕁麻疹が出ることがあります。他の食べ物でも、同じことが起きたら主治医に相談してください。(産科・婦人科看護師、消化器科看護師)

妊娠中は味の濃いものを避けるようにしましょう。

妊娠中は、妊娠高血圧症候群を予防するために塩分の摂りすぎを避けましょう。ラーメンは塩分が高い食品です。食事の摂り方や味付け、おすすめの食材についてのアドバイスもありました。

ラーメンは塩分も多く高カロリーで、血圧上昇やむくみの原因になります。1週間に1回程度なら問題ないと考えますが、妊娠高血圧症候群の予防のためにもできるだけ控え、減塩を心がけましょう。妊娠高血圧症候群になると、流産や早産のリスクが高まり、胎児の成長障害や知能障害を起こすこともあります。(産科・婦人科看護師、消化器科看護師)
お味噌汁やスープは塩で味付けせず、煮干やかつお節を使ってだしをきかせます。また、塩分の多い物を食べたら、カリウムと水分を摂って塩分を排出しやすくしましょう。カリウムを多く含む食品は、干し柿、トマト、サツマイモ、干しあんず、バナナ、アボカド、枝豆、納豆などです。(産科・婦人科看護師、消化器科看護師)

妊娠中は体質の変化で、湿疹など身体の不調が出やすくなります。もし他の食品でまた湿疹が出た場合は医師への相談をおすすめします。また、妊娠高血圧症候群の予防には減塩がポイントです。インスタントラーメンはできるだけ避けたほうが良いでしょう。


2015/03/01

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)