おりものの異常

病気ではないのに黄色いおりものが出る…原因は何?

妊娠中に黄色いおりものが出て心配している妊婦さんからの相談です。病院の検査でもクラミジアなどの感染はなかったというのですが、これといった理由もなくおりものが黄色くなることはあるのでしょうか。専門家の意見を聞いてみましょう。

プレママからの相談:「妊娠中の黄色いおりものについて」

妊娠10~15週頃に、黄色いねばり気のあるおりものが頻繁に出ました。かゆみや痛みはなく、念のため病院で検査したところクラミジアやカンジタといった黄色いおりものが出る病気ではありませんでした。現在妊娠24週で赤ちゃんは順調に成長しているので特に問題はないと思うのですが、原因は何が考えられるでしょうか。調べたところ、理由なく黄色いおりものが出るということはあまりないようなので不安です。(20代・女性)

おりものが黄色くなる原因いろいろ

ホルモンや酸化、炎症や免疫反応など、おりものが黄色くなる原因はいろいろあります。病院で検査して問題なかったのであれば、心配する必要はないようです。

妊娠初期には黄体ホルモンの分泌が盛んになるため、黄体ホルモンが酸性の成分をもっており、おりものを黄色く変色させるといわれています。空気に触れると酸化し、黄色くなることもありますし、感染症や生殖器に炎症が起きていれば、黄色いおりものになります。診察の結果、膣炎や感染症ではなかったのですから、心配なさらなくていいでしょう。(産科医師)
黄色いおりものということですが、ご指摘の通り、なんらかの原因がなければ色に変化は起きません。おりものが黄色くなる原因は、雑菌などの細菌と体の免疫が反応した結果とイメージされてください。おそらく質問者様の場合は細菌に感染したのでしょうが、免疫が正常に働き、症状を呈することなく感染が終息したのだと思います。ですから、検査をしても異常がなかったのではないでしょうか。(内科看護師)

こんなおりものが出たら要注意

おりものは膣や子宮の状態を反映するため、感染症などの異常のサインをいち早く見つけることができます。妊娠中であればなおさら、普段からおりものを観察し、以下のようなおりものが出たら早めに対処しましょう。

感染症であれば黄色いおりものが増え、かゆみや異臭を伴います。また黄色でなくても、カッテージチーズのように白くポロポロしたおりものの場合、カンジダ膣炎が疑われます。妊娠中に注意しなければならないのが、ピンクや褐色・赤色といった血液が混ざったものです。このような場合、すぐに安静にして様子を見てください。量が増えたり、明らかに出血と思われるもの、お腹の張りや痛みを伴う場合は、病院に連絡してください。(産科医師)

妊娠中におりものが黄色くなるには、病気以外にもさまざまな原因が考えられます。病院の検査で問題なかったのであれば、心配する必要はないようです。おりものに変化がある場合、色や臭い、性状によっては安静や受診が必要になる場合もあるため、普段から注意して観察しましょう。


2016/11/11

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