おりもの

生理再開後、おりものの粘りが強い。何か異常でも?

妊娠・出産を機にホルモンバランスに変化が生じ、おりものの状態が以前とは異なることがあります。産後久しぶりに生理が再開したが、以前と比べおりものの粘りが強いという相談に、医師や看護師さんたちは何と回答しているのでしょうか。

おりものの粘りについての相談:「出産を機に変化したおりもの。粘りが強いが何かの病気のサイン?」

2人の子どもを年子で産んでから、今回約3年振りに生理が来ました。しかし、以前とは違いおりものの粘りが非常に強く、生理の終わりかけでもべったりくっついて気持ち悪いくらいです。時々下腹部に鈍い痛みを感じることがありますが、婦人科で診てもらったところ特に異常はありませんでした。産前に子宮筋腫と卵巣嚢腫の手術もしているので、何か病気の信号なら早めに対処したいですが、このまま様子見で大丈夫でしょうか。(30代・女性)

生理周期によって形状に変化が

おりものは生理周期によって量や形状が変化しますが、特に排卵前は粘り気が強くなるようです。ホルモンバランスが不安定だったり、疲れやストレスもおりものに影響することがあると、医師や看護師さんは説明しています。

おりものは生理周期によって変化します。通常のおりものは、膣内に細菌などが侵入しないよう少し粘り気がありますが、排卵前になると更に粘りが強くなり、個人差がありますが10cmも伸びる場合もあります。排卵を過ぎると精子を送り込むために量が増え、比較的サラサラしたおりものになります。おりものシートを使用して、陰部が不潔にならないようにしてください。(産科医師)
産後はホルモンバランスが不安定になるため、産前と比べておりものの量や状態に変化が見られます。また、おりものは育児疲れなどで免疫力が弱まった時にも膣の自浄作用が働き量や色が変わることがあるため、色が正常で異臭や痒みなどがなければ様子を見てもよいでしょう。おりものの量が多い場合は、下着をこまめに取り替えたりパンティーライナーを使用するなど、通気性を良くして清潔を保つよう心掛けましょう。(産科看護師)

黄色いおりものや臭いがきつい時は感染症の可能性が

おりものの色や臭いがいつもと違う場合は、感染症の疑いがあるようです。黄色いおりものやツンとした臭いがある時は、病院を受診するようアドバイスいただきました。

生理直後は最もおりものが減る時期ですが、生理の終わりかけですとまだ粘膜の残りが混ざっていることがありますし、婦人科の検査で異常がなかったのなら心配しなくてもよいでしょう。しかし量が増えて酸っぱい臭いがしたり、黄色いおりものが出る場合は感染症が疑われるため、病院を受診してください。(産科医師)
一般的にどろりとした粘り気のあるおりものは、生理前に見られるものです。何度も粘り気のあるおりものが多量に出る場合は、感染症の可能性も考えられます。おりものに血液が混じる、臭いが強くなる、色が茶色や黄色に変化する、陰部に痒みがある場合はすぐに病院を受診してください。(産科看護師)

特に排卵前はおりものの粘りが強くなりますし、育児疲れなどのストレスや産後の体調変化などでおりものの状態に影響するようです。色が黄色い、臭いが強いなどの症状があれば感染症の可能性もあるため、病院を受診しましょう。


2016/11/14

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