腰痛

妊娠中のひどい腰痛を何とかしたい…よい方法は?

妊娠中期から、起き上がれないほどの腰痛に悩まされてきたというプレママからの相談です。いろいろ試しているが改善されないということですが、専門家の皆さんからのアドバイスを見てみましょう。

プレママからの相談:「腰痛改善方法を教えてほしい」

現在妊娠後期に入っています。妊娠中期の頃から腰痛がひどく、起き上がることができない時もあったほどです。立ち仕事が多い職場での仕事をやめてからは、腰痛は少し改善されましたが、未だに腰が痛くて悩んでいます。寝転び方が悪いのかと思い色々調べて試していますが、どの方法でも腰痛が改善されません。改善できる良い方法はないでしょうか。(10代・女性)

正しい姿勢を心がけ、骨盤ベルトなどを活用して

妊娠中の腰痛の原因には、お腹が重くなっていることに加え、ホルモンの影響もあるようです。悪い姿勢や冷えに注意し、骨盤ベルトの使用や整体に行くなど、いろいろな角度からアプローチしてみるとよいでしょう。

妊婦さんの腰痛は、リラキシンというホルモンの影響や、お腹が大きくなったことで腰椎が圧迫したり、姿勢の悪さから起こるといわれています。リラキシンは赤ちゃんが産道を通りやすくするためのホルモンで、妊娠7カ月以降に分泌が停滞します。(産科医師)
座っている時も立っている時も、なるべく正しい姿勢を心がけてください。腰まわりを冷やさず、骨盤ベルトを使用してお腹を安定させてください。妊婦さん用の腰痛体操もありますし、妊娠後期でしたら整体に行くこともできます。湿布の使用は、妊娠後期では使用できないものがありますから、事前に主治医に相談してください。(産科医師)

ぬるめの半身浴とストレッチもおすすめ

ぬるめのお湯で半身浴をし、入浴後にストレッチを行うことで、血行を促進し筋肉をほぐす効果があるようです。おすすめのストレッチ方法についても、教えていただきました。

妊娠後期になるとお腹が大きくなり、歩き方や立ち方が反るようになるので腰にかなりの負担がかかります。腰痛には、38℃~40℃のぬるめのお湯に半身浴で20分くらい入浴すると血行がよくなります。また入浴後にストレッチを行うと、固まった筋肉がほぐれて腰痛の改善が期待できます。 (内科看護師)
ストレッチの方法として、仰向けに寝て腰を左右にひねる方法があります。ゆっくりと膝を倒していき、適度なところで止めて5秒間体勢を保ちます。また手と膝をカーペットなどに付けて四つん這いになり、背中を丸めてお臍を見るように息を吐きます。息つぎをしてこの動作を2、3回繰り返します。ストレッチは体に負担がかからない程度に行い、お腹を圧迫しないように注意して下さい。(内科看護師)

妊娠中の腰痛は、ホルモンの影響、お腹の重さ、姿勢の悪さなどが関係して起こります。正しい姿勢や冷えの防止、骨盤ベルトや整体などを試してみましょう。また、ぬるめの半身浴とストレッチを行うこともお勧めです。


2016/11/28

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