腰痛

妊娠26週、どうすれば腰痛と坐骨の痛みが楽になる?

妊娠中期以降は、どんどん大きくなるお腹を支えるため、腰痛に悩むママが多いようです。腰痛と坐骨の痛みに悩むママから、改善法について相談がありました。お医者さんと看護師さんは、どのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「骨盤ベルトを使っても楽にならない坐骨の痛みは、どうすれば改善できますか」

現在26週目です。妊娠中期に入った頃から、坐骨痛や腰痛に悩まされています。イスに座っていると坐骨がとても痛くなり、その姿勢から立ち上がろうとすると骨盤がズレるような感覚で腰痛を感じます。骨盤ベルトを購入して装着したところ腰痛はやや改善された気はしますが、坐骨の痛みは一向に改善されません。妊婦体操などもしてみましたが、効果が見られません。坐骨の痛みを改善する方法を教えてください。(20代・女性)

妊娠中の腰への負担が痛みの原因に

妊娠中に腰痛が現れる理由について教えてくれました。

妊娠中はお腹が前につきでるため、背骨が曲がり姿勢が悪くなります。これにより、背中や腰の筋肉に負担をかけて腰痛を起こしやすくなります。また出産に備えて骨盤や恥骨が開いたり、大きくなった子宮で神経や骨が圧迫されることで坐骨神経痛が起こります。(産科・婦人科医師)
妊娠すると大きくなったお腹を支えたり、歩き方が変化することで腰に負担がかかります。腰から足にかけてしびれや強い痛みがある場合には坐骨神経痛が疑われ、おしりやふくらはぎなど足全体にも痛みを感じることがあります。(看護師)

身体を冷やさないようにして、体操などを行ってみて

痛みを和らげるため日常で気をつけるべきポイントや、体操の行い方をアドバイスしてくれました。痛みが強いときは無理をせず、医師に相談しましょう。

坐骨神経痛の体操の一つですが、仰向けに横になり両膝を立て、ゆっくり左右に動かします。気持ちのいいところで2~3秒止める動きを数回繰り返してください。妊婦さんにも楽に行えるでしょう。痛みがある時は、無理に体操する必要はありません。痛みが治まった時に動かせる範囲で行ってください。(産科・婦人科医師)
骨盤ベルトは腰痛を和らげ、坐骨神経痛の予防にもなるので続けて使用してください。日常生活では身体を冷やさないようにし、痛みが強いときは医師に相談してください。(産科・婦人科医師)
半身浴などで身体を温めたり、ベルトを着用して腰を保護してあげましょう。また鍼灸院でツボを押してもらったり、ストレッチをすることも効果がありますが、痛みが強いときは症状が悪化する恐れがあるので止めましょう。ストレッチは、床に座った状態で八の字に足を開きます。左右どちらか一方を向いた状態で、一方の足の裏をもう一方の膝につけるようにします。この状態でできる範囲で前屈します。この要領で、反対側も同じように行います。(看護師)
痛みの改善には、無理をしないことが大切です。家事なども、できる範囲で行って下さい。坐骨神経痛が酷くていきめないと、帝王切開になることがあります。我慢できない痛みのときは、医療機関を受診して下さい。(看護師)

妊娠中は姿勢の変化や出産に向けて身体が準備をするため、腰痛や坐骨神経痛が起こりやすいようです。痛みを軽減するには、身体を冷やさないようにし、体操を行ったりベルトを活用する方法があります。無理はせず、痛みが強い時は医師への相談をご検討ください。


2016/11/27

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