妊娠中期の体重増加 

2016/11/30

妊娠中の体重管理、どの程度の運動をすれば良いの?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠中の体重管理、どの程度の運動をすれば良いの?

妊娠中にかなり体重が増えてしまい、運動をしようと考えているプレママからの相談です。子宮頸管が短いと言われているため、どの程度の運動を行えばいいのか迷っているようですが、専門家はなんとアドバイスしているでしょうか。

プレママからの相談:「体重管理について」

妊娠初期からつわりの時期にかなり体重が増えてしまいました。そろそろ上限の9キロになってしまいそうです。臨月が近付いているのですが、体重が増えやすい時期と聞いて今から戦々恐々としています。そこで運動を取り入れようかと考えているのですが、子宮頚管が短いとも注意されているためどの程度の運動を行ったら良いのか迷っています。ぜひアドバイス頂ければ幸いです。(30代・女性)

散歩や軽い体操、臨月には股関節を鍛える運動を

運動の制限がない場合は、散歩や軽い体操、階段の上り下りが良いようです。臨月には股関節を鍛える運動を行う事が勧められています。

運動の制限がなければ、普段の家事に加え30分程度の散歩や、家の中でもできる軽い体操などで良いでしょう。階段の上り下りも足腰の運動になって良いのですが、行う時はくれぐれも転んだり、落ちないよう気を付けてください。(産科医師)
臨月になるといつ陣痛が始まってもおかしくないので、四つん這いになって床を拭いたり、スクワットなど股関節を鍛える運動を行ってください。お腹が張る時や体調が悪い時は、無理に運動する必要はありません。運動中にお腹が張ってきたら、すぐに安静にしてください。(産科医師)

子宮頸管が短い場合はなるべく安静に

子宮頸管が短いと医師から注意を受けている場合には、できるだけ安静にしている方が良いようです。体重管理は、運動よりも食事に注意しましょう。

子宮頸管の長さは正常であれば妊娠24週で平均35mm、妊娠32週以降で25~30mmですが、妊娠30週より前に25mmを切ると入院安静になる場合が多くなります。また長さだけでなく子宮口の硬さからも判断され、柔らかい場合は安静にするなど注意が必要となります。体重管理も大事ですが、子宮頸管が短いと医師から注意を受けているのであれば、できる限り安静に過ごした方が良いでしょう。(小児科看護師)
運動や立ち仕事などの動き過ぎは子宮収縮を引き起こし、子宮頸管がさらに短くなる恐れがあります。安静時の体重管理は、野菜を中心としたバランスの摂れた食事を摂り、食べすぎないように心掛けましょう。正期産(37週以降)に入れば、しっかり動いて出産に備えられるので、今はゆっくりと過ごすことを大切にして下さい。(小児科看護師)

妊娠中の運動は、散歩や軽い体操を、臨月には股関節を鍛える運動が勧められています。しかし、子宮頸管が短いと医師から注意されている場合は、できるだけ安静にして食事で体重管理を行いましょう。


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