こむら返り

毎晩のように足がつり、胎児への影響が心配です

毎晩足がつって困っているという相談が寄せられました。胎児への影響の有無について、また栄養面での対策について、専門家のアドバイスを見てみましょう。

プレママからの相談:「毎晩のように足がつります」

現在23週目です。20週を過ぎた頃から、毎晩のように足がつるようになりました。大抵は15分程度で治まりますが、あと4カ月もこの状況が続くと思うと辛いです。一番の心配は足がつることで胎児に問題がないかどうかです。また、ミネラルバランスの崩れが原因だと聞きましたが、毎日葉酸・鉄分・カルシウム・タンパク質は積極的に摂るようにしています。具体的にどの栄養が不足すると足がつりやすくなるのでしょうか。 (20代・女性)

胎児への影響については心配いりません

足がつることで、胎児に何か悪影響がある事はないようです。足がつったら、壁を利用して足を突っ張ると治まりやすいようです。

妊娠中は運動不足になりやすいので、血行が悪くなり体が冷え、足の筋肉が硬直しやすくなります。更にミネラル不足や水分不足、赤ちゃんの重みで足の筋肉が影響を受けて足がつりやすくなります。足がつること自体、胎児に影響を及ぼしたり、胎児に問題があることはありません。逆にミネラル不足や運動不足のサインとなります。(小児科看護師)
足がつった場合は、足をまっすぐに延ばし、足の親指を自分のほうにひっぱると改善しやすいです。大きなお腹では難しいと思いますから、上半身を起こし壁に足の裏を押し付け、足がつっぱった状態を数秒キープしてください。足のつりが治まったら、ふくらはぎのマッサージをして休んでください。(産科医師)

冷えや血行不良に注意し、ミネラルを意識した食事を

足がつる原因の一つは、冷えや血行不良です。ゆっくり入浴したり足のマッサージを行いましょう。ミネラルバランスを整え、足のつりを予防する食事についても教えていただきました。

体温の低下に加え、気温が下がる朝方に起こりやすいため、冷えや血行障害も原因の一つと考えられます。入浴時は湯船にゆっくりつかって体を温め、寝る前に足のマッサージをして血行を良くして、なるべく足を冷やさないようにしてください。(産科医師)
足がつるのを予防するには、カルシウム・マグネシウム・カリウムを補う食事が理想的です。カルシウムは乳製品・魚・パセリなど、マグネシウムは大豆製品・あさり・アーモンド・あおさ等、カリウムは野菜や果物に含まれます。また、筋肉疲労を予防するビタミンB1を摂ることもお勧めします。豚肉や牛乳、卵に多く含まれています。冷えを予防するための適度な運動や、根菜類など体を温める食べ物も一緒に摂りましょう。(小児科看護師)

妊娠中は特に足がつりやすいですが、足がつることによる胎児への影響はないようです。足がつる原因となる冷えを防いで血行を促進するために、ゆっくり入浴して足をマッサージしましょう。また、カルシウムとマグネシウム、ビタミンB1を含む食材を積極的に摂りましょう。


2016/11/30

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