妊娠中期の食事 

2017/08/01

妊娠中にエアコンや冷たい飲み物はいけませんか?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠中にエアコンや冷たい飲み物はいけませんか?

妊娠中でも、暑い季節は冷たい飲み物を飲みたくなります。身体を冷やしてはいけないと言われる理由を知りたいと言う相談に対し、専門家は何と答えているでしょうか。

プレママからの相談:「冷たいものを控えた方が良い理由は?」

暑くなると、つい冷たい飲みものに手が出てしまいます。義母は妊婦は温かい飲み物か、せめて常温のものを飲みなさいと言いますが、暑くてとても我慢できません。産婦人科の看護師さんには、エアコン等で体を冷やすと下痢の原因になるので気を付けるよう言われています。冷たい飲みものを避けるのも同じ理由でしょうか。エアコンや冷たい飲みものが良くない理由を教えてください。 (20代・女性)

身体の冷やし過ぎには注意が必要です

冷たい飲み物を飲む事自体は問題ないようですが、身体を冷やし過ぎる事により下痢や食欲低下、血流や代謝の悪化が引き起こされる可能性があります。

暑い季節は、冷たいものが欲しくなると思います。お義母様が心配される気持ちも分かりますが、体調に問題がなければ冷たい物を飲んでも構いません。ただし炭酸飲料や市販のジュースには砂糖がたくさん使用されていますから、飲み過ぎには注意してください。(産科医師)
熱中症対策などである程度の水分補給や適度な冷房の使用は必要ですが、冷たい物の摂り方や冷房の使い方に気を付ける事が大切です。冷やし過ぎによる下痢によって、お腹の張りや子宮収縮を引き起こす可能性もあります。また、身体の冷やし過ぎで胃腸に負担がかかって食欲が低下したり、血流が悪くなり必要な酸素や栄養が赤ちゃんに届かなくなってしまいます。また代謝が悪くなり、むくみや尿のトラブルを引き起こす原因にもなります。(小児科看護師)

冷やし過ぎずに水分補給で涼を取る工夫を

少しずつゆっくり飲むようにする、身体が冷えたらすぐに温める、食事に温かいメニューを1品でも摂り入れるなど、身体を冷やし過ぎない工夫を心がけましょう。

飲む時は少しずつ、一旦口に含んでからゆっくり飲むようにしてください。下半身を冷やさないようにし、身体が冷えた時は首周りや手首など、大きな動脈が通る部分を温めてください。(産科医師)
水分補給にはなるべく常温のものを飲んだり、食事に1品は温かいメニューを取り入れるなど、身体を冷やさない工夫を心掛けましょう。特に糖分の多く入ったジュースや利尿作用のある飲み物は避けましょう。麦茶やルイボスティー、タンポポ茶などがおすすめです。(小児科看護師)

妊娠中に冷たい飲み物を飲む事自体には問題ありませんが、身体の冷やし過ぎにより下痢や血流低下などを引き起こさないよう注意が必要です。食事に温かいメニューを1品は取り入れるなど、身体を冷やさない工夫を心がけましょう。


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