血管腫

子どもの血管腫の治療にかかる費用の内訳と高額療養費

血管腫とは、血管に似た形態の細胞が増殖して生じる良性の腫瘍の総称です。様々な種類があり、適用される治療法が異なります。そのため、血管腫の治療費も異なります。今回は、血管腫の治療にかかる費用の内訳と高額療養費について解説します。

血管腫の治療法

血管腫とは、血管に似た形態の細胞が増殖して生じる良性の腫瘍の総称です。血管腫には、イチゴ状血管腫やサクランボ色血管腫、筋肉内血管腫や肝血管腫など様々な種類があります。血管腫の治療法としては、電気針やレーザー治療、外科手術などが挙げられます。治療法や受診する医療機関により費用が変動しますが、いずれも保険が適用されることが多いようです。

血管腫はカサバッハメリット症候群やオスラー病、スタージ・ウェーバー症候群でみられます。これらの病気は血管腫以外にも様々な症状を伴うため、それらの治療にも別途費用がかかります。

血管腫の治療費の内訳

血管腫の治療により入院が必要な場合があります。入院する場合に必要な費用の内訳は次の通りです。

(1)手術費

(2)入院中の医療費
入院中にレントゲン撮影やMRI検査などを行う場合があります。

(3)ベッド代や食事代
トイレやシャワー付きなど、グレードにより料金が異なります。食事にもランクが設けられている場合があります。

ベッド代や食事代には保険が適用されません。入院日数に比例して費用が高くなります。

高額療養費の適用対象

高額療養費は、保険適用の対象になる区分の料金が自己負担限度額を超えた場合に適応されます。自己負担限度額の超過分が払い戻されます。自己負担限度額は、次のように月収により変動します。

(1)月収 83万円以上
25万2600円+(総医療費-84万2000円)×1%

(2) 月収53万~79万円
16万7400円+(総医療費-55万8000円)×1%

(3) 月収27万以上~51万5000円未満
8万100円+(総医療費-26万7000円)×1%

(4) 月収26万円以下
5万7600円

(5)市区町村民税の非課税者など
3万5400円

先進医療や自由診療などは高額療養費の対象にならないため、注意しましょう。血管腫の治療でレーザーを使用する場合は、保険適応のものを選ぶとよいでしょう。

<まとめ>
血管腫の治療には外科手術やレーザー、電気針などが用いられ、それぞれ費用が異なります。中には保険適応の対象外になる治療法もあるので、確認しましょう。高額療養費は、保険適応の医療費にのみ適応されます。


2016/11/29

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