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2016/11/29

子どものあざに対して行われるレーザー治療

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子どものあざに対して行われるレーザー治療

赤ちゃんに生まれつきのあざがある場合があります。赤ちゃんに出るあざは時間の経過とともに自然に消失するものもありますが、正しい治療を受けなければ消えないものもあります。今回はあざに対して行われるレーザー治療について解説します。

様々な子どものあざ

あざは皮膚の色が周囲に比べ違って見える状態であり、母斑ともいいます。色により赤あざ、青あざ、茶あざ、黒あざに分けられます。子どものあざは生まれつきのものもありますが、出生後まもなくして発生するものや思春期になって初めて出現するものもあります。

(1)赤あざ
血管腫とも呼ばれます。毛細血管が拡張することにより発生するもので、皮膚の比較的浅い場所で起こります。

【赤あざが出現する病気】
◆サーモンパッチ
◆イチゴ状血管腫
◆赤ぶどう酒様血管腫

(2)青あざ
メラニン色素の沈着により発生するあざです。皮膚の深部にある真皮で発生する為青っぽく見えます。

【青あざが出現する病気】
◆太田母斑
◆異所性蒙古斑

(3)茶あざ
メラニン色素の沈着により発生するあざです。皮膚の浅い部分で発生する為、茶色っぽく見えます。

【茶あざが出現する病気】
◆扁平母斑
◆レックリングハウゼン病

(4)黒あざ
小さいものはほくろですが、広範囲に広がるものを黒あざと言います。メラニン色素の沈着により発生するあざで、茶あざと青あざが発生する皮膚の中間層で発生します。

【黒あざが出現する病気】
◆先天性巨大色素性母斑
◆若年性黒色腫

レーザー治療が一般的

自然に消えないあざの治療はレーザー治療が一般的です。自然に消えるあざの場合でも早期にレーザー治療を施すことで、早めに消せるものもあります。あざが濃すぎると通常は自然に消えるはずのものも消えないことがある為、その場合もレーザー治療が効果的です。レーザーはあざの種類のよって色素レーザーやQスイッチルビーレーザーを使用します。

悪性のあざでなければ成人してから治療を受けることも可能ですが、レーザー治療は生後早い段階で治療したほうが、著効率が良い場合もあります。お子様に気になるあざがある場合は、まずかかりつけの医師に相談しましょう。


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