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子どもに発生するあざの治療に関わる費用

血管や皮膚の色素に問題が起こるあざは、先天性のものとそうでないものがあります。治療方法には、レーザー照射や手術があります。今回は子どものあざの治療費用について解説します。

子どもに出現する様々なあざ

血管や皮膚の色素に問題が起き、皮膚の一部が変色する状態があざです。子どものあざは生まれつきあるものと、出生後にできるものがあります。あざの色の違いで、呼び方が変わります。あざの分類と、それぞれのあざを伴う主な病名は以下の通りです。

(1)赤あざ
◆サーモンパッチ
◆いちご状血管腫
◆ポートワイン母斑
◆ウンナ母斑

(2)青あざ
◆太田母斑
◆異所性蒙古斑

(3)茶あざ
◆扁平母斑
◆カフェオレ斑

(4)黒あざ
◆先天性色素性母斑

(5)白あざ
◆脱色素性母斑

赤あざは血管腫とも呼ばれています。皮膚にある血管が増え、皮膚が赤く見えることで発生します。一方で青あざ、茶あざ、黒あざはメラニンが部分的に多く出現することで症状が現れます。それぞれの色の違いは、メラニンが発生する皮膚の深さによるものです。あざの中でも白あざは異色で、何らかの原因により皮膚の色素生成が止まるか色素細胞自体が破壊されることで皮膚の一部が白く見えます。

あざの治療はレーザー治療が一般的

あざの治療はレーザー治療が一般的です。中には自然治癒が期待できるものもありますが、色が濃い場合など完全に痕が消えない場合もあります。レーザー治療は白あざを除き、多くのあざ治療に有効です。色素沈着を伴わない白あざには紫外線治療や皮膚移植を行う場合があります。

レーザー治療にかかる費用とは?

子どものあざ治療としてレーザー治療を受ける場合、以下のあざに関しては保険が適用されます。

◆扁平母斑
◆異所性蒙古斑
◆太田母斑
◆単純性血管腫
◆いちご状血管腫
◆毛細血管拡張症

保険を適用した後にかかる諸費用は以下の通りです。

◆初診料: 850円
◆レーザー照射料金:約7,000円

上記の金額は、保険を適用させた後の3割負担の料金です。この他再診料や投薬料等が必要です。

また黒あざの色素性母斑は、レーザー治療を避けた方が良いという見方もあります。その為、レーザー治療は保険適用になりませんが手術は保険を適用させることができます。手術を受けた場合にかかる費用は以下の通りです。

◆初診料: 850円
◆検査料:約1,050円
◆手術代:約5,000~13,000円
◆病理診断料:約3,100円

レーザー治療と同じく手術による治療でも再診料、投薬料などが必要です。子どもが小さなうちからレーザー治療を受けさせることに対して、抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。しかし、レーザー治療は幼いうちに受けたほうが治療効果が高いといわれています。あざの中には保険適用され、費用を抑えることができるものある為、必要に応じてレーザー治療を検討しましょう。


2016/11/29

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