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小児がんの一つ、悪性リンパ腫の原因

小児がんは、子ども1万人に対し約1人の割合で発症するといわれています。そのうちの一つが、悪性リンパ腫です。大人でも発症することがある病気ですが、子どもの悪性リンパ腫の原因は一体何なのでしょうか?今回は、悪性リンパ腫の概要や原因について解説します。

悪性リンパ腫とはどんな病気?

悪性リンパ腫とは、脾臓や骨髄などのリンパ組織から発症する悪性の腫瘍です。リンパ系の組織は全身にあるため、悪性リンパ腫は全身の部位に発症する可能性があります。

全ての小児がんのうち、約10%がこの悪性リンパ腫であるといわれています。女児より男児に多く見られる病気で、3~10歳で発病することがほとんどです。
悪性リンパ腫の症状としては、風邪のような症状が長く続いたり、体重が減るなどの全身症状が見られることもありますが、一般的に症状は現れにくいといわれています。首や足の付け根などにグリグリとしたしこりが見られることもありますが、痛みは伴いません。まだ痛みを言葉で表現できない乳幼児などは、変化に気づくのが遅くなることもあるでしょう。早期に発見して治療を始めると治癒率も高くなりますので、しこりはないかどうか、いつもと変わったところはないかなど日々の変化を見逃さないようにしましょう。

悪性リンパ腫の原因は?

悪性リンパ腫が発症する原因は、現在のところ明らかになっていません。ただ、一部の悪性リンパ腫の発症にはウイルス感染が関与していることや、免疫不全(免疫機能がうまく機能しない)の人は健康な人よりも悪性リンパ腫を発症する頻度が高いといわれています。

<まとめ>
子どもが小児がんであると診断されたら、平常心ではいられないでしょう。しかし、小児悪性リンパ腫は、医療の発達により治る確率も高くなってきています。前向きに子どもと治療に向き合っていきましょう。


2016/11/29

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