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ヘルパンギーナの症状と治療法

ヘルパンギーナを罹患する人の多くは乳幼児です。ヘルパンギーナはどのような治療を行うのでしょうか?この記事ではヘルパンギーナの症状と治療について解説します。

ヘルパンギーナってどんな症状が出るの?

ヘルパンギーナは、感染すると2日から4日程度の潜伏期を経過し、その後突然40℃前後の高熱が出ます。発熱とほぼ同時、もしくは約1日遅れて口の中に水疱が多数できます。水疱ができる場所は軟口蓋の奥の方で、いわゆる「のどちんこ」の周辺です。水疱は直径1mmから2mmで、発症から2、3日目で潰れて潰瘍になります。そのため飲食時にしみて痛むため、一見食欲がないように見えることもあります。

幼児であれば「喉が痛くて食べられない、飲み込めない」と言葉で表すことも可能ですが、乳児はそうはいきません。ミルクや母乳を飲みたいから哺乳瓶やおっぱいをくわえるが、痛みで離してしまう、そして飲めないイライラと痛みから泣くということを繰り返します。

発熱は2日から4日程度で解熱し、その後少し遅れて潰瘍も消失します。

まれに無菌性髄膜炎を起こすことがあります。無菌性髄膜炎の場合、頭痛や嘔吐に注意すべきです。髄膜炎の多くは項部硬直という「仰向けに寝ている状態から頭を持ち上げると抵抗を感じる」という症状があるのですが、ヘルパンギーナが原因の無菌性髄膜炎はこれが起こらないこともあります。

小児科に行くとどんな治療をしてもらえるの?

通常は対症療法といって、症状を抑える治療を行います。具体的にはアセトアミノフェンなどの炎症を抑えたり熱を下げたりする薬を使います。これには痛みを軽減し飲み物を飲めるようにし、脱水を防ぐ意図があります。また、食欲不振による脱水が起こっている場合、点滴などで治療します。

家庭での看病をする時のポイントは?

大人に感染することはまれですが、乳幼児のきょうだいがいる場合は感染に注意してください。感染経路は飛沫感染、糞口感染なので、できるならマスクをする、換気をする、オムツの処理をした後は手を洗うことを徹底しましょう。

ヘルパンギーナの症状は、高熱や口腔内のひどい痛みがありますが、きちんと治療することで治る病気です。もし子どもが感染した場合は、落ち着いて看病しましょう。


2016/11/29

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