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乳幼児がかかりやすい川崎病の特徴と費用の助成制度

川崎病は、主に乳幼児がかかることで知られる原因不明の病気です。全身の血管に炎症が起こり、症状が重い場合、命に関わるリスクがあります。ここでは、川崎病の代表的な症状や治療方法、費用を負担する助成制度について説明します。

川崎病は乳幼児に発症しやすい原因不明の病気

川崎病は全身の血管が炎症を起こす病気です。川崎富作博士が発見したことから名付けられた「急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群」です。川崎病は主に4歳以下の乳幼児が患う病気として知られ、原因はまだはっきりしていません。

川崎病の初期から急性期の主な症状を以下に挙げます。
・ 38度以上の高熱が5日以上続く(治療により5日未満で解熱した場合も含む)
・ 舌の表面にイチゴのようなブツブツが現れる
・ 唇が腫れる
・ 両目が充血する
・ 首のリンパ節が腫れる
・ 手足が腫れる(熱が下がる頃に指先の皮膚がむける)

急性期の症状は1?2週間で緩和することが多いですが、症状が重い場合は1カ月以上続くケースがあります。炎症が心臓の冠動脈におよぶと、冠動脈瘤(かんどうみゃくりゅう)というコブが発生しやすくなり、血流の悪化による心筋梗塞を引き起こすリスクがあります。

川崎病の治療にかかる費用は助成金申請を

川崎病は原因不明のため、現段階で根本的な治療方法はなく対症療法が中心です。急性期は、主にアスピリンという抗炎症剤やガンマグロブリンという血液製剤を使い、血管の炎症や血栓の発生を抑えたり、冠動脈瘤の予防を目的とした治療が行われます。症状によりますが、川崎病の治療には数週間の入院を要するケースが多いようです。

費用の助成を受けるには、指定医療機関で受診・診断後に医師から小児慢性疾病の「医療意見書」をもらう必要があります。医療意見書を都道府県または指定都市、中核市に提出すると審査が行われ、認定された場合に費用が助成されます。小児慢性特定疾病の助成費用の申請手続きについては、各自治体の担当窓口に問い合わせてください。

<まとめ>
川崎病は全身の血管に炎症が起こる原因不明の病気であり、主に乳幼児が発症することで知られています。高熱やイチゴのような発疹、リンパ節の腫れなどの症状がみられ、心臓の血管に炎症が起こると心筋梗塞を起こすリスクがあります。治療は入院を要することが多く費用が高額になります。


2016/11/29

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