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2016/11/29

子どもの吃音は治療費用なしでも自然に治ることが多い

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子どもの吃音は治療費用なしでも自然に治ることが多い

吃音とは会話の流暢さとリズムに関わる障害です。会話をする際、言葉をすらすらとしゃべれないことから流暢性障害とも呼ばれます。子どもの吃音は特別な治療をしなくても、自然と治癒することが多いと言われています。

子どもが吃音になる原因は発達による場合がほとんど

吃音の原因は大きく分けて、発達によるものと後天的な要因によるものと考えられています。発達による吃音は2歳頃から症状が確認されることが多いようです。子どもがしゃべり始めてしばらく経った頃から、「こ・こ・こ・こ・こんにちは」のように同じ言葉を繰り返し発音する症状が確認される場合、吃音の可能性があると言われています。5歳ぐらいまでの子どもに吃音の症状が現れたからといって、大きな病気に繋がるといったことはないと一般的に言われます。吃音が発症しても時間の経過とともに自然と治ることがほとんどです。

吃音の症状は同じ音を繰り返す以外にも現れます。「こーーんにちは」と同じ音を伸ばして発音したり「…こんにちは」とすぐに発音できない症状もあります。どの症状であっても言葉の流暢さが自然ではないことが特徴です。

子どもの吃音で病院に行くなら言語聴覚士がいるところへ

子どもの吃音はほとんどの場合自然に治ります。しかし、多少費用はかかってもいいから病院で治療して、できるだけ早く治してあげたいと考える家庭もあります。

吃音治療にかかる費用は通院する病院によって大きく変わってきます。保険が適用されるとほとんどの場合で3割負担で済みますし、適用されなければ全額負担で医療費は高額になります。通院する病院に言語聴覚士がいれば、保険が適用されるはずです。病院を選ぶ際は、言語聴覚士の診療を受けられるか事前に確認してから予約しましょう。

吃音治療は心療内科と精神科、耳鼻咽喉科に通うことが一般的です。言語聴覚士が在籍していることが多いので、まずは耳鼻咽喉科で見てもらうのが良いでしょう。しかし、言語聴覚士といっても吃音治療の専門家ではありません。あくまでもしゃべることや聞くことのリハビリを専門とする職種です。子どもの吃音の場合は焦らなくても自然と治っていくことが多いので、期待したような治療が受けられないこともあると念頭に置いておきましょう。それでも、吃音によって子どもが日常生活に支障をきたしている場合は通院をする必要があるかもしれません。まずは家から通える範囲の耳鼻咽喉科に言語聴覚士がいるか確認して、診察してもらいましょう。


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