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子どもの「おちんちん痛い」の原因は亀頭包皮炎かも

子どもがおちんちんが痛いと言いだしたら、目で見て確認してあげましょう。赤く腫れ上がっていたら亀頭包皮炎の可能性があります。おちんちんに汚れがたまっていると亀頭包皮炎の原因になりやすいので、日頃から丁寧にケアして予防しましょう。

細菌の増殖が亀頭包皮炎の原因

亀頭包皮炎は主に細菌などの繁殖によっておちんちんが炎症を起こす病気です。亀頭包皮炎を引き起こす微生物の種類は、カンジダや淋菌などがあります。おちんちんが不潔な状態が続くと、亀頭包皮炎の原因となる細菌が繁殖しやすいです。

3歳ぐらいまでの男の子は亀頭包皮炎になりやすいです。なぜなら、一般的に子どものおちんちんの状態は包茎だからです。おちんちんの先端部分が露出しておらず、包皮をかぶっている状態のことを包茎といいます。包皮で覆われている影響で、おちんちんが蒸れやすくなります。蒸れている状態が続くと汚れがよくたまり、細菌が繁殖しやすくなります。

成人の場合、性交渉で感染するケースがあります。子どもの場合、主な感染経路は常在菌が繁殖することで症状が現れます。常在菌は垢や尿がシャワーで洗い流されず、不衛生な状態が続いていると繁殖します。

おちんちんに傷がある場合も細菌が侵入しやすくなるので注意が必要です。パンツやズボンでおちんちんがすれてしまったり、けがをしている場合は子どもが汚れた手でおちんちんをさわらないように気をつけましょう。

おちんちんの痛みやかゆみがあるなら亀頭包皮炎かも

亀頭包皮炎の主な症状は痛みと炎症です。子どもが亀頭包皮炎になっていることに気づかずに放置してしまうことはほとんどありません。なぜなら、一目見ればすぐにわかる症状が現れやすいからです。

痛みやかゆみといった自覚症状があるので、子どもから「おちんちんが痛い」と言われ、確認したら赤く腫れていて気づく親もいます。

子どもに自覚症状がなかったり、言葉をうまく話せない場合でもパンツに膿が付着していて気づく親もいます。亀頭包皮炎によっておちんちんの炎症が起こると、包皮がかぶれたように赤くなります。まれに白い膿が出ることもあり、素人目でも症状が確認しやすい病気です。

亀頭包皮炎の治療方法

亀頭包皮炎の予防方法は日頃からおちんちんを綺麗に保ってあげることです。毎日のシャワーの際、お湯でよく洗って清潔にしてあげましょう。

亀頭包皮炎になってしまったら治療する方法は二つあります。

一つは自然治癒です。病院に通って薬をもらわなくても治る場合があります。何もせずに放置しておくと余計に悪化する可能性があるので、おちんちんを清潔な状態にしてあげることが大切です。具体的には、お風呂に入ったときにお湯でよく洗ってあげることです。あまり強くこすりすぎると、おちんちんに傷がつくので注意しましょう。おちんちんに傷がつくと、そこから細菌が入り亀頭包皮炎の原因になります。

もう一つの治療方法は小児泌尿器科に子どもを連れて行くことです。亀頭包皮炎を繰り返し発症している場合は病院に連れて行った方が良いでしょう。包茎手術を勧められる場合があるからです。

子どものうちは包茎であることが一般的です。思春期に伴っておちんちんが成長してくると、包皮は自然に剥けてきます。それなので、包茎であることを心配する必要はありません。環状切除術で包皮を切除することでおちんちんから細菌が入りづらくなります。繰り返し亀頭包皮炎を発症している場合は一度病院で相談してみた方が安心です。


2016/11/29

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