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実は怖い急性気管支炎の症状と治療法

徐々に涼しくなってくる夏の終わりから、よく耳にするようになるのが「急性気管支炎」 です。風邪のような症状と似ているので、一見風邪だと誤解されやすいですが放っておくと重症化しやすい病気です。小さい子どもだけでなく大人も注意したい、急性気管支炎の主な原因と症状や対策法についてご説明します。

季節の変わり目に流行り始める「急性気管支炎」

小さい子どもや大人に関係なく「急性気管支炎」という言葉を1度は耳にしたことがあるかもしれません。感染原因や症状が深刻なものになり予防接種などの方法で対処することが出来ない病気です。

急性気管支炎の主な原因は?

慢性気管支炎の主な原因は大気中に漂う塵やほこり・微生物などの異物が気管支粘膜で炎症を起こすことが原因とされています。しかし、急性気管支炎の主な原因はウイルス。特に秋から冬にかけて流行するインフルエンザや季節に関係なく感染するアデノウイルスなどのウイルスは、子どもが感染すると重症化するといわれています。アデノウイルスは、夏場に感染者が多い「プール熱」の原因ウイルスとしてご存じの方も多いかもしれません。

また、肺炎球菌やマイコプラズマなどの細菌も急性気管支炎の主な原因です。特に肺炎球菌は、5歳以下の幼児や65歳以上の方には予防接種が推奨されています。

急性気管支炎を疑うポイント

急性気管支炎はウイルスが主な原因であることはお話ししましたが、急性気管支炎を疑うポイントとしては「どのくらい咳が続いているか」にあります。

ただの風邪だろうと思って市販の風邪薬や咳止めシロップなどを服用し続けて、約1カ月以上も症状が続いているときは急性気管支炎を発症している疑いがありますので、できるだけ早く医療機関を受診するほうが良いでしょう。

急性気管支炎は、風邪から重症化して起こる症状で子どもでも下記のような症状が見られたら要注意です。

・風邪をひいていた
・咳や痰が止まらない
・軽い咳から「ごほごほ」と苦しそうな咳になった
・のどの痛みや腫れで水分補給が困難
・肩で息をするように、呼吸数が多い
・食欲がない
・食べても吐き戻してしまう
以上のような症状が多く見受けられる場合は、なるべく早い段階で医療機関での処置が必要になります。

急性気管支炎の主な治療法

急性気管支炎の主な治療法は、医療機関での処方された薬を約1週間~2週間服用することで完治することが出来ます。市販の風邪薬で効果が感じられない時や症状が日に日に悪化している場合は、なるべく早く受診しましょう。

<まとめ>
小さな子どもから大人まで油断すると重症化しやすいのが風邪です。急性気管支炎は手洗いやうがいなど、日常生活でも十分に予防出来ますが、怪しいなと思ったら出来るだけ早く専門医に診てもらうことが完治への近道です。


2016/11/29

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