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子どもに多い扁桃腺炎の治療法と予防方法

高熱やのどの痛みなどを伴い、子どもに多く見られる扁桃腺炎。小さな子どもにとってはとてもつらい症状なので、一刻も早く治療をして症状を楽にしてあげたいですね。今回は多くの子どもが発症する病気の一つである「扁桃腺炎」の治療法と予防方法について解説します。

扁桃腺炎の治療法

扁桃腺炎の治療方法は、原因がウイルスなのか細菌なのかによって大きく2つに分かれます。それぞれについて具体的に解説します。

原因がウイルスの場合

扁桃腺炎の原因がウイルスの場合には、残念ながら抗生剤は効きません。特効薬もありませんから、つらい症状を軽減させながら治す対症療法を行います。

発熱には解熱剤、頭痛、関節の痛みには鎮痛剤、のどの痛みには抗炎症剤やうがい薬が処方されます。これらのつらい症状が和らぎ、軽減されてくると、身体も徐々に楽になってくるでしょう。扁桃腺炎が完全に治るまでは、のどに負担をかけないように、部屋の湿度を40%程度に保つことが大切です。マスクでのどの乾燥を防ぐのも良いでしょう。

のどが痛くて食事が十分に摂れない場合は、経口補水液やアイスクリーム、ゼリー、ヨーグルトなど口当たりがよく、飲みこみやすいものを与え、脱水症状にならないように気を付けましょう。特に子どもは大人よりも脱水症状を起こしやすいので、注意しましょう。

原因が細菌の場合

扁桃腺炎の原因が細菌の場合は、抗生剤で細菌を退治します。一般的には抗生剤の飲み薬を使用しますが、のどの炎症がひどくて脱水症状を引き起こす恐れがある場合は抗生剤の点滴を行うこともあります。

また、ルゴール液という殺菌効果の高い薬をのどに塗ることもあります。のどの炎症に非常に有効なのですが、苦くてまずいという難点があります。中には、ルゴールを塗った直後に戻してしまうこともあるので、塗る、塗らないは保護者の方の判断になります。

扁桃腺炎の予防方法

扁桃腺炎を予防するには、どのような方法があるのでしょうか?予防方法を1日だけ行ってもあまり効果は得られないので、毎日続けるようにしましょう。

具体的には外出先から帰ってきたら手洗いとうがいをする、免疫力を上げるためにバランスのよい食事を心がける、部屋の乾燥を防ぐために加湿器や濡れたバスタオルなどを上手に利用する、これらのことはすぐに実行できそうですね。

お子さんが高熱を出したり、しんどくて何も食べられないのを見るのは親としてとてもつらいですね。
扁桃腺炎にかからないためには普段からの予防が大切ですが、かかってしまったらできるだけ早く小児科や耳鼻科などを受診しましょう。


2016/11/29

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