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子どもに頻発する扁桃腺炎の治療に関わる費用や症状

扁桃腺に細菌やウイルスが入り込み、炎症を起こす扁桃腺炎は乳幼児に多い感染症の一つです。扁桃腺炎は繰り返し起こる場合もあり、手術が必要になることもあります。今回は扁桃腺炎の治療に関わる費用や主な症状について解説します。

扁桃腺炎とは

子どもに多い病気の一つに扁桃腺炎が挙げられます。扁桃腺は喉の入り口付近にあり、細菌やウイルスなどが体内に入り込むのを防ぐ働きがあります。未就学児は免疫力が弱い為、扁桃腺の働きは非常に重要です。身体の成長に伴い、扁桃腺が担当していた免疫機能はリンパ節に移行します。扁桃腺炎は扁桃腺が細菌やウイルス感染することにより、炎症を起こした状態です。

扁桃腺炎の症状

扁桃腺炎は初期段階、急性扁桃腺炎、慢性扁桃腺炎と進んでいきます。初期段階では扁桃腺が赤く腫れあがり、痛みを伴います。また、飲み物や食べ物を飲み込む際に喉に違和感を覚えることもあります。喉の腫れが進むと、急性扁桃炎に発展します。主な症状は以下の通りです。

◆38℃以上の高熱
◆唾液を飲み込もうとすると初期段階よりも激しい痛みを伴う
◆扁桃腺に白い膿がつく
◆頭痛
◆倦怠感
◆関節痛
◆寒気
◆頸部リンパ節が腫れる
◆中耳炎

扁桃腺炎は慢性化する可能性もあります。扁桃腺炎を1年のうち3,4回以上繰り返す場合は、慢性扁桃炎と診断されます。慢性扁桃炎の主な症状は以下の通りです。

◆唾液を飲み込もうとすると初期段階よりも激しい痛みを伴う
◆頭痛
◆耳の痛み
◆喉の乾燥
◆咽頭異常症

急性扁桃腺炎と慢性扁桃腺炎の症状に大きな違いはありません。しかし、慢性扁桃腺炎の場合は関節リウマチ、腎炎などの合併症を発症する可能性があるため、注意が必要です。
急性扁桃炎の治療は対処療法によるものが一般的ですが、慢性扁桃腺炎に発展すると薬を服用しても著しい効果が見込めません。そのため、手術を受ける必要があります。

扁桃腺炎の治療に関わる費用

手術を含めた扁桃腺炎の治療にはある一定の費用がかかりますが、未就学児の場合は乳幼児医療費助成制度を利用することができるため、自己負担額を抑えることができます。乳幼児医療助成制度は各自治体で設けられている子どもに対する医療費の助成制度で原則、健康保険を使用した際にかかった治療に関わる費用が助成対象になります。助成の範囲は自治体により異なりますが、自己負担額がない場合が多いです。

また、就学時に対しても手術や入院を伴う場合等、条件の変更はあるものの助成制度を設けている場合もあります。医療助成制度は、赤ちゃんが生まれた直後に申請する場合がほとんどです。扁桃腺炎の治療を受ける場合は、お子さんが医療助成を受けられる状態なのか確認しましょう。


2016/11/29

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