風疹

3日はしかとも呼ばれる子どもの風疹の原因と予防法

子どもは様々な感染症にかかります。中でも風疹は重症化するケースもあるため、予防することが重要だといわれています。子どもの頃に風疹を発症していない場合、大人になって発症する可能性があります。今回は、風疹の原因と予防法について解説します。

風疹の原因

風疹は、風疹ウイルスに感染することで発症する病気で、発熱や発疹、リンパの腫れなど麻疹(はしか)に似た症状が現れます。麻疹と比べて重症化のリスクが低く約3~5日で症状が治まることが多いため、「3日はしか」ともいいます。風疹ウイルスの潜伏期間は約2~3週間で、その後に症状が現れます。また、風疹ウイルスに感染しても症状が現れない場合もあります。小学校高学年以上になると重症化しやすく、脳炎や関節炎、皮下出血(紫斑病)などを合併する場合があるので注意が必要です。

風疹ウイルスは飛沫感染する

風疹ウイルスは感染者の咳やくしゃみに含まれ、飛沫感染します。飛沫とは咳やくしゃみなど細かい水滴のことで、飛沫の到達範囲は約1~2mだといわれています。つまり、感染者の周囲約1~2mの範囲内にいる状態で感染者が咳やくしゃみをすると、感染する恐れがあります。風疹の潜伏期間中に他の人にうつしてしまうこともあります。

風疹は、インフルエンザの約2~4倍の感染力があるといわれます。稀に2回感染する場合があります。また、風疹ウイルスに感染したにも関わらず、症状が現れなかった場合でも抗体は作られます。

風疹に感染した場合の登校

風疹の症状が治まるまでは、学校や幼稚園などへの登校は避けなければなりません。学生の場合は出席停止期間が定められており、(解熱から3日経過後、)発疹が消失するまでなど登校の再開には条件があります。

風疹ワクチンを予め接種して免疫を作ることで、風疹を予防できるといわれています。ただし、風疹ワクチンは100%風疹を防ぐものではないので注意しましょう。麻疹と風疹の混合ワクチンは、1歳代と小学校入学前の1年間の合計2回受けることができます。

<まとめ>
風疹は、風疹ウイルスの飛沫感染により発症する病気です。発熱や発疹、リンパの腫れなどの症状を伴うことが多いようですが、症状が現れない場合もあります。いずれの場合も抗体が作られるため、2回発症することは稀です。現在は麻疹・風疹混合ワクチンの予防接種を受けることで予防ができます。

感染率について
http://www.skincare-univ.com/article/012743/


2016/11/29

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